『男はなぜ急に女にフラれるのか?』の読書感想 – 男と女は、やっぱり難しい?

男はなぜ急に女にフラれるのか? (角川oneテーマ21)

女を怒らせないために男が知っておきたいこと。

姫野友美著『男はなぜ急に女にフラれるのか?』(角川書店)の読書感想です。

この本について

女はなぜ突然怒り出すのか?』の続編。

男女の違いを身近な出来事や生物学的な違いから解説、何かとすれ違う男女関係で悩んだ時、参考にしたいヒントが満載の内容になっています。

以下、本書の読書メモです。

女の思考回路(P14)

女の思考回路を理解するためのキーワードは共感。

女は、他者と共感することを再優先とする。問題が起こったとき、問題を解決しようとするよりも、気持ちを共感する。

感情の処理の違い(P27)

男の感情処理はザルで女はバケツ

男はイヤなことがあったとき、一時期不快な気持ちを感じるが、時間とともに、不快な感情、イヤな記憶は忘れられていく。

一方、女の場合、イヤなことがあると、その記憶がいつまでも残り、消えることがない。イヤなことはずっと覚えているのが女。だからケンカしたときも、事あるごとに昔のことを持ち出す。

一度女を怒らせたりすると、「あのときもああだった」といつまでもグジグジ言われる可能性あり!?女の感情に時効はない。

女は不満をため込むバケツを持つ生き物なので、男は、女のバケツの中にどのくらい不満がたまっているのか、常に注意すべし。

男が釣った魚に餌をやらなくなる理由(P38)

男の役割は種を蒔くこと。女の役割は種を育てること。結婚は男にとってゴールであり、女にとってはスタート。

男は結婚するまでは全力疾走し、様々な「投資」をするが、結婚というゴールにたどりつくと、そこで1つの目的が完了する。

だから女にそれ以上の投資は必要ないと判断し、餌をやらなくなる。

メールは男女で意味が違う(P47)

男にとってメールはただの連絡手段。

女にとってメールはコミュニケーション(会話)の1つ。だから女のメールを放置すると、男は女にメール攻撃されたり、ひどい場合は激昂される。

女が計算高い理由(P58)

女は本来計算高い生き物。愛情だけでなく、お金も安心もすべて欲しいのが女。

別れ話を切り出すときも、女の頭のなかには、損得の計算がすっかり済んでいる。女が別れを切り出す場合、「このままで損する」という動機が強い。

女は、子どもを産み育てるという役割上、安定を求める気持ちが強い。そのため、子どもを平和に産み育てるために、どうしても損得を考えなければいけない。

そのため、女は男の経済力や性格、将来性をシビアに判断している。

男は、ある日突然女から別れを切り出されないため、女に「私といると安心だよ、得だよ」ということを日頃からPRすべし。

結婚生活は会話が優先(P79)

結婚生活で夫婦関係が上手くいくかどうかは、体の関係以上に、日常のコミュニケーションがモノを言う。

トラブルが起こったとき、会話で話し合えない夫婦は上手くいかず、普段からコミュニケーションが上手くいっている夫婦は、関係も上手くいく。

女にとって日常の会話はとても重要なもので、男は意識して、女と会話をする時間を作った方が良い。

男が女の浮気を許さない理由(P95)

女は男の精神的な浮気を許さず、男は女の肉体的な浮気を許さない。

男が女の肉体的な浮気を許さないのは、遺伝子の関係。

男は、自分の遺伝子を残すことが生物としての最大の役目。女が浮気をするということは、自分の遺伝子を残すチャンスを奪われるということ。

女が妊娠した場合も、自分の遺伝子かどうかを確認したいのが男のサガ。

男と女の役割(P109)

男は女を救う「英雄」であり、女は男に救われる「お姫様」。男女の基本的な構図はこれ。

男は英雄であろうと、敵に立ち向かい、勝利し、宝を持ち帰る。女は閉じ込められ、不幸な境遇から自分を助けだしてくれる英雄を待っている。

女は外の世界に飛び出すために、男の力を必要とする。自分に好意を持つ男の存在が、女の世界を変える。

男は自分の世界で完結できるが(P142)

男は自分の住処を持ち、晴耕雨読、己の世界を持ち自己完結して満足感を得ることができる。

しかし、女の場合、他者やコミュニティの存在を持たない生活はありえない。男は一人でこもることができるが、女は必ず話し相手、コミュニケーションの場を必要とする。

感想など

『女はなぜ突然怒り出すのか?』が面白かったので、続編である本書にも挑戦。

なぜ女がかなり前の話を突然持ちだしてグジグジと言い出すのか、男女関係では経済力が重要なのか、身近で分かりやすい例が多く、笑いながら読了。面白かったです。

やっぱり、根本的に男女は感じ方・考え方・感情処理法に違いがあることが前提。

であれば、その違いを理解しておかないと、何かトラブルが起こったとき、対処の仕方を間違えて、とんでもない泥沼にハマってしまうことも。

自分で正しいと思う対応が実は間違っていることもあります。

男女関係について、身近な例をイメージしながら読んでみると、今まで分からなかったこと、困惑した問題の原因が理解できるかも。

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