『ものを考える人』の読書感想 – 自分の頭で考える、そんなシンプルなことが

ものを考える人―「頭をよくする生活」術

考えて行動する、そんな小さいことが人生を変える!

渡部昇一著『ものを考える人―「頭をよくする生活」術』(三笠書房)の読書感想です。

この本について

自分の頭で考え、学び、行動することの大切さが身に染みて理解できる本。

人生の豊かさは発想&行動の豊かさ。頭の使い方、勉強の方法など、人生を豊かにするためのアドバイス満載の内容となっています。

以下、本書の読書メモです。

後悔しない人生を送るためにしておきたいこと(P1)

人生でやっておくと良い2つのこと。

1・本を読んで学ぶこと。人生の一生に影響を与えるような影響を受けること。

2・自分が心から求めること、「本当に好きだ」と思えることを追い求めること。

志を立てること(P24)

志を立てること=自分のしたいこと、好きなことを見定め、一所懸命に研鑽、その道を究めること

自己実現を目指す過程で(P30)

「オレはこうやって生きるんだ!」と志を立てた後の注意点。

物事が上手く進まないとき、「オレには無理かも・・・」という悪魔の声が聞こえるときがある。それに負けてしまえば、自己実現はない。

そんな声は無視をして、決めたことをやり通す。苦労があっても、苦労を背負って進むべし。その先にある未来を見失ってはいけない。

3人の刎頚の友(P48)

人生で大切な3人の刎頚の友。

1・師と仰げる人。

2・同レベルの人。

3・自分より下位の人。

この3人の深い人間関係があってこそ、人生は豊かになる。

人間関係に上下は作らない(P61)

大人の友人関係の前提は同じ経済力があるかどうか。

大人の交友はお金がかかることが多いので、遊びでどちらかが金銭的な負担をするような関係は、微妙になってくる。

お金で上下を作ると、友人関係もいろいろ難しくなってくる現実がある。

読書について(P66)

本は読みたいと思ったものを読む。自分の境遇にあった本が心に響く

欲求がなければ、何を読んでも心に響かない。人生の折々、今必要としている本を読む。それが一番。

孤独な時間を自己修練に(P83)

孤独は気をつけないとマイナスの作用を及ぼすが、孤独を上手く有効活用すれば、自己成長へつなげることができる。

一人の時間、自分の未来のため、すべきこと、学ぶことに時間を当てる。そして、自分自身について見つめなおす。

孤独の時間が自分を成長させ、未来への道を切り開くための基礎になる。

気になった本は買う(P87)

興味が湧いた本はとりあえず買って、自宅に置いておく。

本を買っておけば、疑問があったとき、すぐに調べられる。こういう積み重ねが、大きな差になってくる。

上手くいったとき(P103)

失敗したら自分の努力不足、成功したら運のおかげ。何事も謙虚に、態度は小さく。

惜福の態度を大切にする(P107)

人生、幸運なことがあったら、それを惜しむように大切にする。

いいことがあっても舞い上がらず、控えめに振る舞い、抑制すること。この惜福の態度が重要。

人生における三種の神器(P169)

人生で大切にすべき3つのこと。

1・良き師

2・良き友

3・良きコネ

気になることはとりあえずやってみる(P181)

どんなに難しく思えることでも、やってみれば何とかなることもある。

ポイントはやってみること。やり始めてみること。そうすれば、道が開ける。「やる」という意志をもって進めば、案外何とかなる。

「何を書くか」を決める(P195)

文章を書く時のコツ。文章は何を書くか、テーマを決めて取り組む。何を書くかが分かれば筆も進む。

「これを書きたい」というひらめきは、普段自分が考えていることから湧いてくることが多い

そこで、発想を得るためには、普段からいろんなことに問題意識を持ち、視野を広げておくことが大切。

あらゆることに興味を持ち、自分の視点で考えるクセを持つ。

感想など

勉強、考え方、シンプルに自助努力での人生開運法を解くアドバイスが心に残る自己研鑽のための本。

「自分」という人間の能力、可能性を追求、人生を切り開いていくために必要なことは何なのか。

「結局、幸福とは自分自身の努力と修養によって勝ち取って感ずるものである」(P232)という言葉通り、やるべきこと、できることに挑戦。

その繰り返しで、やがて必要なものが手に入り、必要なことを経験していく。それによって人生の道が開け、しかるべき結果を手にしていくのかもしれません。

したいことは行動で示すこと。

人生開運の秘訣は案外シンプルなのかもしれませんね。

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