『自分の品格』の読書感想 – 生き方に筋がある、それが品格があるということ

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自分の品格 (知的生きかた文庫)

この人はどこか違う、そんな人の特徴とは。

渡部昇一著『自分の品格』(知的生き方文庫)の読書感想です。

この本について

自信と信念に溢れた品格のある人間になるにはどうすればいいかが説かれた本。

「品格のある人=ぶれない生き方、揺るぎない自信を持つ人」という考えをもとに、自分の人生に筋を通せる人間になるためのヒントが満載の内容になっています。

以下、本書の読書メモです。

品格のある人とは(P5)

品格のある人は簡単に物事を諦めない人。できない理由を探さず、自分のしたいこと、目標に向かい行動し、着々と実現していく人。

目標を実現できる人、できない人(P45)

目標を実現できるか、それとも挫折してしまうか。その差は結局、途中で諦めてしまうか最後までやりきるかの差。

どんなことがあっても諦めない、途中で投げ出さない人に、願望実現の女神は微笑む。

ご縁を大切にする(P64)

仕事選びはご縁によるところが大きい。

なぜかすることになった仕事、自分の意志とは関わらず就くことになった仕事、そういう仕事は、案外縁がある運命的な仕事かもしれない。

もう大丈夫と思ったらヤバイ(P138)

これからダメになる組織の特徴は、皆が「この会社はもう大丈夫、潰れることはない」と安心してしまっている組織。

良い組織は、良い意味で危機感がある。「いつ潰れるか分からない」という危機感があるからこそ、頑張らない人は淘汰され、生き生き頑張る人が組織に残る。だから良い組織になる。

徳川慶喜という男(P148)

江戸幕府最後の将軍徳川慶喜。この男の評価は、幕府側から見るか、日本という国視点で見るかで、大きく評価が別れる。

徳川慶喜は、新政府軍との戦いを放棄してさっさと逃げてしまった臆病者的なイメージが持たれているが、徳川慶喜の功績はとてつもなく大きい。

慶喜が新政府軍と血みどろの内戦をしなかったおかげで、日本は列強に侵略されることなく、新しい国を作ることができた。

もし、慶喜が本気で新政府軍と戦っていたら、日本は清のように、沖縄や北海道など、列強に侵食され、危険な状態になっていたかもしれない。

慶喜が徳川幕府を守るという考えにとらわれず、新政府に恭順を選択した慶喜は、ある意味明治新政府、新しい日本国建国の立役者。

アメリカの戦争概念(P192)

アメリカの問題点は、戦争を宗教戦争にしてしまうこと。

自分たちは正義であり、相手は悪。基本的にこの考えで戦争を行う。そこに騎士道精神はなく、「敵は全て悪だから何をしても倒していい」という考えになってしまう。

人生のチャンス(P232)

人生、大きなチャンスは3回やってくる。1度や2度、チャンスを逃しても落ち込むことはない。慌てず諦めず、3回目のチャンスを待つ。

不器用さを生かす(P237)

○○しかできることがない、そんな不器用さは自分を生かす武器になる。

不器用であることを自覚しているなら、他のことに手を出さず、それだけに専念する。そうすれば、その不器用さによって、人生が救われる。道が拓ける。

「朱に交われば赤くなる」は正しい(P250)

周りにどんな人がいるか、そのことは人生に大きな影響がある。

周りが悪いことをしても平気な人ばかりなら、知らず知らずその価値観に影響を受け、悪い方へ引っ張られる。

もし良い人生を歩もうとするのであれば、成功したいと思うなら、良い人や成功している人がいる集まりの中へ入ること。悪い影響がある人とは、距離を置くこと。

感想など

「人生こうあるべし」的な熱いメッセージが満載の本。

「自分の生き方に筋を通せる、自信を持って人生を歩む、これこそ品格のある人」というのが本書の考え方ですが、まぁ確かにそうなのかも。

自分の歩む道に自信を持っていれば、確かに背筋もピンとして、何がどうあろうと、多分満足できると思います。

人生は山あり谷ありで、良いときもあれば、「もうダメだ、俺の人生これでいいのか・・・」と不安になるときもあります。

そういうとき大切なのは、「自分は正しい道を歩んでいる」という信念だと思います。

結局は、自分の人生に確信があるかどうかだと思いますが、「俺の人生はこれでいいんだ!」と確信できるなら、それこそが、良い人生なのかもしれませんね。

本はこちら

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