この男らしい音楽はたまらない!ステレオフォニックスの9作目のアルバム『Keep the Village Alive』の感想

「We Share the Same Sun」や「Indian Summer」など数々の名曲が収録された8作目のアルバム『Graffiti on the Train』の発表からおよそ2年。

ステレオフォニックスの9番目のアルバム『Keep the Village Alive』が出ていることを知りAmazonで注文。

Keep the Village Alive

ワクワクしながら聴いてみることに。さて、今回はどんな名曲と出会えるのか!?

収録曲について

今作は前作のようなドラマティックなサウンドから更に変化。

様々な方向性の曲が収録された、雑多なアルバムになっています。収録曲の印象は次の通りです。

1. C’est La Vie

セックス・ピストルズのようなパンクミュージックをイメージしてしまうロックソング。重さのないギターの軽やかなノリでアルバムが開幕します。

2. White Lies

一曲目とはガラリと雰囲気が変わり、コールドプレイを思わせる上品なギターに開放感のあるメロディアスでしっとりとしたサウンドに。

この方向性のステレオフォニックスの曲は個人的にもろタイプ。

3. Sing Little Sister

前作の「Graffiti on the Train」に収録されている「We Share the Same Sun」をタイトに絞ったような曲。

ギターにパーカッション、シンプルなロック調の曲ですが、渋いメロディ、ケリー・ジョーンズのボーカル、ステレオフォニックスの魅力を凝縮した曲になっています。

4. I Wanna Get Lost With You

本アルバムの目玉曲。ドラム&ベースの動きのあるサウンドにここぞという場面で全面に踊り出るギター、「これぞロック!」という名曲です。

5. Song For The Summer

ロック調の曲が続いてきましたが、ここで雰囲気が一変。

明るく軽やか、初夏を思わせる明るく温かなホットソングがこちら。柔らかに歌を支えるストリングスの音が心地良い曲です。

6. Fight Or Flight

幻想的なピアノのフレーズにワクワクしてしまう曲。都会的で混沌とした、ビルの屋上から響く都市の聖歌のような曲になっています。

7. My Hero

ピアノとストリングスを背景に、ケリー・ジョーンズのボーカルが悠々しく広がっていく曲。パワフル、しかし落ち着いた、こんな歌はステレオフォニックスならではの魅力です。

8. Sunny

古典的なコード進行ながらドラマチックで激しいアルバムのハイライトとなる歌。

悲しげで腹のそこから絞り出したようなボーカルにメロディックなサウンドに魅了されてしまいます。

9. Into The World

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!となるほど美しい王道バラードソング。この曲に余計な言葉は不要、静かにじっくり、美しい音楽に浸ることができます。

10. Mr And Mrs Smith

アルバムの締めは明るく明日への希望を感じさせるこの曲で。軽やかなドラムに明るいサウンド、良い意味で軽い、軽快な気持ちになる清涼ソングになっています。

感想など

前作はドラマティック、荘厳で劇的な曲が多い印象でしたが、今作は音が良い意味で音がソフトで上品になって、気負わずに聞ける曲が増えたな、という印象です。

相変わらずケリー・ジョーンズのボーカルは素晴らしくて、聞けば聞くほど、独特のハスキーなボーカルに聞き惚れてしまいます。

歌とボーカル、バンド・サウンド。良い音楽は、本当に普遍的なもの。要素はシンプル。このアルバムを聴くと、そのことを改めて実感します。

次作もぜひ期待!

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Keep the Village Alive

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