『ネットビジネス成功の公式』を読めば、時代そのものが変わっていることに気づく

ネットビジネス 成功の公式

「大学院を中退後ネットビジネスで起業して1期目から年商4000万円を実現!」

そんな著者がネットビジネスの可能性と成功の秘訣を語っている本、『ネットビジネス成功の公式』を読みました。

内容としては10年以上前から出版されているネットビジネス+自己啓発という話なので、新しいノウハウだとか、そういったことを知りたい方には本書は不向きです。

しかし、本書を読んで気づくのは、いつの時代も時代の流れに適応した者がチャンスをつかみ、そして自分の道を切り開いていく、ということ。

大切なのは「考え方」と「仕組み」を知ること

例えば、本書では、

・成功するためのマインドセット

・稼ぐためのお金の使い方

・人脈の作り方

など、昔から出版されている自己啓発書の内容が語られており、その手の本を読んだ方なら、「その話ですか」と見覚えのある話を思い出すことができます。

自己啓発書の多くはいわゆる「フロントエンド」で、まず1000円とか2000円とか、安いお金で対象となる顧客を集め、本題である高額商品の「バックエンド」に誘導していく、というのがお約束です。

本書もその例外ではなく、さかんに「成功のためには師匠が必要です」ということが主張されており、つまりは本書が著者のバックエンドへの誘導になっていることは明白です。

ここで大切なのは、なぜこのような仕組みのビジネスが何度も登場しているのか、ということ。そして、著者がまだ若いながら、実際にネットを用いて多角的に商売をしている。

この2つです。

ここから気づけるのは、まさに時代が変わっているということ。そして、考え方を変えさえすれば、そして行動を起こせば。

チャンスをつかめる可能性がある、ということを意味しています。

ネットにこそ個人の可能性がある

実際、私もネット時代の恩恵にあずかっている人間なので、その良いところ。悪いところ。何より厳しいところ。

それらを日々実感して生きています。

そのため、「ネットではこうすれば絶対にお金が稼げます」というような詐欺話に引っかかることなく、自分の生活を築いています。

しかし確実に言えることは、もし私が10年早く生まれていれば、今の自分の人生は絶対にありえなかった、ということです。

それを考えれば、今ネットの市場は成熟しつつあり、すでに個人がネットを用いてお金を稼ぐ。ビジネスを展開していく。

その基盤は出来上がっているのは確かです。

これからの世の中は、AIの発展によって、誰もができる仕事を低賃金でやらざるを得ないか。それとも、AIができない、人間しかできないことをできる高収入の仕事をするか。

楽観視できない時代が近づいているのもまた、確かです。

この意味で自分のことはなんとかする。その意識を持つことがまさに、重要な時代がやって来ています。

今後安定した給料をもらって生きていける人は、固い既得権を持つごく限られた人たちに限られます。

そうでない、一般の我々が生き残るにはどうすればいいか。それを模索していくことこそが、自分で自分を何とかする道になります。

知って損しない考え方

本書は悪く言えば今まで出版されている自己啓発書の話をいいとこ取りした本ですが、言っていることは間違いではないと感じています。

サラリーマンと経営者では意識、考え方、労働観、価値観そのものが違うこと。(P22)

人生を変えるには習慣を変えること。(P27)

付き合う人をしっかり選ぶこと。(P69)

断捨離して自分にとって必要なものとそうでないものを区別すること。(P93)

複数の収入源を作る努力をすること。(P131)

どれも、実際に価値がある、そして実用的な考え方が紹介されています。

この意味で、自己啓発書を読んでいない方には新鮮かつ、役に立つ話が満載です。

特に、10代20代30代。今後ネットを用いて自分の生き方を模索していくことを考えている方にはとっかかりやすい話が満載です。

どうしたら自分の人生を自分でなんとかできるのか。そのために、具体的にどのようなことを始めればいいか。

本書を読めば、そのための一つの方法を知ることができます。

これが絶対の道ではありませんが、これからの時代、こういう道もある。それを知ることは、決してムダなことではありません。

時代はどんどん変わっています。

これからの人生観。そして視野を広げるという意味で、新しい可能性については常に、心を開いておきたいものです。

本の購入はこちら