『金持ちになる男、貧乏になる男』の読書感想 – 結局、考え方の違いがお金力の違いに?

金持ちになる男、貧乏になる男

お金に恵まれる人、恵まれない人の考え方の違いをこの本で。

スティーブ・シーボルド著『金持ちになる男、貧乏になる男』(サンマーク出版)の読書感想です。

この本について

「本当にお金持ちになりたい人だけ手に取って下さい」という帯が刺激的なマネー本。

プアな人とリッチな人を比較、経済的に成功する(?)人の考え方が学べる内容になっています。

以下、本書の読書メモです。

お金は本性拡張器(P72)

一般的に、お金は堕落の原因のように思われているが、実際は違う。

お金は人の本性を拡張させる。ケチがお金を持てばますますケチになり、良い人がお金を持てばますます良い人になる。

結局はお金の持ち手次第。お金がその人の本性をあらわにさせる

安全策とリスク(P78)

プアマンは必要以上にリスクを恐れ、安全策を選びすぎ、お金を稼ぐチャンスを失っている。

一方リッチマンは、損するリスクを恐れず、必要なところでは果敢にリスクを背負って、お金をゲットする。

安全策ばかり選んでいては成功できない。リスクを計算し、時には積極的に攻めることが重要。

救いを待つか自分で自分を救うか(P96)

プアマンは基本受け身。

自分から行動を起こそうとせず、何かいい事が起こって、人生が変わり、惨めな境遇から自分が救われるのを待っている。

リッチマンは、人生は自分次第と考え、自ら積極的に行動を起こす。そして、欲するものを手にしていく。

金融市場は感情と強欲で動く場所(P98)

どんな取引にもその背後には人の感情が隠れている。感情が高まれば高まるほどリスクはアップしていく。

取引に参加、自分の感情が揺れているときは、リスクに飲み込まれないように注意する。

収入の範囲内で暮らすこと(P102)

収入>支出という当たり前のことを守る、それが繁栄の根本。自分がいくら稼ぎがあるのか、どうすれば収入内で生活でき貯金できるのか、明確にする。

お金を与えるということ(P128)

子どもにむやみのお金を与えるのはダメ。それは子どもの自立心をダメにして、依存心を植え付けてしまう。

子どもには自分で自分のことを何とかできる自立心を育てさせることが大切だが、思慮の浅いお金の与え方が子どもの自立心をダメにする凶器になる。

人付き合いの考え方(P136)

プアマンは誰とも気安く付き合うが、リッチマンは付き合う人を注意深く選ぶ。

人は普段付き合う人と似てくる。「類は友を呼ぶ」の法則で、悪い人、向上心を奪う人と付き合ってくると、だんだんと悪影響に染まっていく。

目標があるなら、経済的な成功を目指すなら、向上心を刺激してくれる人と付き合う。

働けば安定するという考え方(P184)

「安定した仕事を得て一生懸命働けばお金の問題は解決できる」と言われるが、実際は違う。

世の中に安定は存在せず、どんな大企業で働いても、いつでもリストラされる可能性がある。

結局、安定とは自分の感情的な問題であって、仕事や組織に安定を求めても、失望する羽目になる。

お金は貯めるだけでなく投資する(P206)

お金は貯めているだけでは増えない。「お金を増やしたい」と思ったら、投資を考える必要がある。

自己啓発へ投資する(P220)

プアマンは自分への投資、教育をおろそかにする。

リッチマンは教育の価値を理解し、自分への投資を惜しまない。学ぶことで人生が変わることを知っているから。

そもそも、成功してリッチになる人は好奇心や探究心が強い。いろんなことに興味を持ち生涯学習、自己を啓発している。

それがますます成功のチャンスを広げ、人生を豊かにする。

感想など

「プアマンはこう、リッチマンはこう」という構成がずっと続く本。

アメリカの自己啓発書らしくプアとリッチという単純な二項対立が続きますが、その分内容が理解し易いと思います。

結局お金は考え方次第。

お金で困らない人はどんな考え方をしてどんな行動をするのか、リッチマン入門本として参考になる本だと思います。

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