自分らしくしていること、それが結局一番自分のためになる!『偽悪のすすめ』の読書感想

偽悪のすすめ 嫌われることが怖くなくなる生き方 (講談社+α新書)

人に好かれようとするより自分らしくあろうとすること。

坂上忍著『偽悪のすすめ 嫌われることが怖くなくなる生き方』(講談社+α新書)の読書感想です。

この本について

毒舌系芸能人として知られる坂上忍さんのエッセイ。

仕事流儀、運や人間関係など実生活で役立つ話が満載。この本を読むと、「周囲を気にしなくてもOK、自分にベストな方法でやっていけばいいんだな」ということが実感できるかも。

以下、本書の読書メモです。

流れについて(P27)

物事には流れがある。流れが良いときは何をしても勝つ。しかし、流れが悪いときは何をしても負ける。上手くいかない。

大切なことは、流れがどちらに向いているか。それは自分にとって良い流れなのか、上手くいかない流れなのか。

そこを読んで、無理に流れを変えようとしないこと。流れにあわせて行動する。

若いうちは貯金しない(P36)

稼いだお金を将来のために取っておく。それは自分のためであるようで、自分のためになっていない。貯金に走ることで、人生の幅を狭めてしまう。

若いときに大切なのは、お金を使って、いろんなことを経験すること。それが結果的に、自分を広げ、人生の幅を広げ、より良い人生をつかむチャンスになる。

効率を求めること(P58)

効率を求めること=ムダなことをしないこと

ムダなことをしないことで、自分がしたいこと、大切にしたいことが分かってくる。すると、自分が何者なのか、分かってくる。

「好かれたい」という気持ち(P102)

人は皆、「人から好かれたい」という気持ちを持っている。

人から嫌われないために、多くの人が周りにあわせてやっていくが、一度人から嫌われてみると、それが案外不自由しないことに気づく。

むしろ、人に好かれんがために周りに合わせる方が、よほどつまならないことに気づく。

会社とか、周囲に合わせる必要がある場所では周りと歩調を合わせることも大事だが、個人として行動するときは、自分色を出して、周囲を気にせずやっていく。

行きたいところへ行くときも、したいことをするときも、女を口説くときも、周囲にどう見られるかなんて気にせず、ありのまま、堂々としていればいい。

男はすぐに決断せよ(P113)

可能性がないこと、上手くいきそうにないことはさっさと見切る。ダラダラと執着していてはダメ。

「上手くいかない」と感じたことはそのとおりになる可能性が高く、執着すると時間、お金、意欲、いろんなものをムダにする

ダメな可能性が高いことはすぐに見切りをつけ、あきらめることが大事。そして、上手くいく可能性があるところへ向かう。

自分の本質(P195)

その人の本質は、「ここだけは絶対に譲れない!」というところに現れる。こだわること、妥協できないこと。そこに自分の本質がある。

感想など

運の話とか、ムダなことをしないとか、貯金流儀とか、ダメなことをすぐ見切りをつけることの大事さとか、読んでいて「そうだよな」と何度も納得してしまうことが多数。

軽い気持ちで読み始めた本ですが、面白くてすぐに読了してしまいました。

この本を読んで一番印象的だったのは「ムダなことはしない」という合理性。

ムダなことをすることで、自分から離れていく。したくないこと、ムダと思うことをしないことで、自分の本質、方向を突き詰めることができる。この考え方は本当にそうだな、と。

ムダなことをしなければ、したいことやりたいこと、そこが浮き彫りになってきます。すると、そっちに自分が進むんだという道筋がハッキリしてきます。

結果、「自分はこういう人間なんだ」という本質が見えてきます。

ムダなことをしないというと、何だか味気ないというか、面白みがないような感じがしますが、ムダと感じることそれ自体に意味があるというのは、その通りだと思います。

したくないこと、ムダと感じることにはそれなりの理由があるかもしれませんね。

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