『サラリーマンのためのお金サバイバル術』の読書感想 – お金で困らないためのキーワードは「人並み」を求めないこと

サラリーマンのためのお金サバイバル術

人並みを求めない、たったそれだけのことで変わること。

岡本吏郎著『サラリーマンのためのお金サバイバル術 家・車・保険、「人並み」な買い物が破滅を招く』(朝日新書)の読書感想です。

この本について

『会社にお金が残らない本当の理由』や『お金の現実』などで知られるコンサルタント、岡本吏郎さんの会社員に向けたマネー本。

読者対象はサラリーマン向けのお金管理法が中心ですが、内容は普遍的かつ原則的。

サラリーマンでなくても、一読しておくと、お金で損をしないための普遍的な内容を勉強することができます。

以下、本書の読書メモです。

生きていくためのシンプルな法則(P14)

お金で困らないための当たり前の原則。それは、収入より少ない支出で暮らすこと。たったこれだけのこと。

人並みを求めることの怖さ(P24)

家に車、贅沢品、「人並み」の生活を求めるのはとても怖い。

人並みの暮らしとは、誰もが可もなく不可もなく暮らしいける生活のように思われているが、それは大変贅沢なこと。

自分の経済状態を顧みず、家に車など「人並み」の暮らしを実現しようとすると、その先はお金の落とし穴が待っている。

本当に役立つのは特殊解より一般解(P37)

世の中には、ある一人握りのすごい人だけが使えるノウハウ(特殊解)と、どんな人でもやれば同じ結果が得られるノウハウ(一般解)がある。

一部の人しか使えないノウハウより、誰でも使える一般的なノウハウの方が、汎用性が高く、効果が期待できる。

日々管理すべき最低限の支出(P47)

日常で注意して管理すべき最低限の支出はこちら。

・住居費(家賃)

・保険

・教育費

・外食費

・旅行代

・車代

これらの支出で人並みを求めることはやめれば、生活はずっと楽になる。

家を買う前に確認したいこと(P79)

今後、家をローンで買う行為は非常にリスクが高い。

買った後、家を手放すことになっても、それが納得した価格で売れるとは考えない方がいい。家は転売を考えず、消費財として考える。

そうすれば、お得に家を買うこともできる。

教育は仕方ない支出(P113)

何があろうと子どもの教育費だけはケチってはいけない。

支出のなかで唯一人並みを求めるものが教育費。塾、学校、子どもへの教育は惜しまず優先する。

お金が必要な理由(P120)

生きていくためにお金は必要。それ以上、人生、仕事、あらゆる面でより良いもの求めるために、お金という安定基盤が必要。

人は余裕を持ってこそ、良い仕事ができる。良い人生を送ることができる。生活の心配をするようでは、仕事も何も、集中してできない。

お金がないがゆえに良縁やチャンスを失うことも。だからこそ、人生で真っ先に求めるべきは、お金の安定。お金で困らないための暮らしを確立すること。

感想など

お金についての現実的な考え方が学べる本。

この本で説かれている通り、本書は一般解の集まり。「当たり前では?」というものばかりですが、当たり前であるがゆえに、軽視しまうこともたくさんあります。

だからこそ、本書のような正論的マネー論は価値があると思います。

不要な支出をカット、人並みの暮らしを求めるのをやめる。みんなが当たり前のようにお金を使っていることをやめる。

お金の問題を解決するために大切なことは、そんな小さな行動なのかもしれません。

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