蓄財の神が教える人生をムダにしない生き方。『自分を生かす人生』の読書感想

仕事に満足しお金を手に入れ人の信頼を得る、そんな理想の人生を送るには。

本多静六著『自分を生かす人生』(三笠書房)の読書感想です。

この本について

『私の財産告白』など、蓄財関連の本で有名な本多静六博士の人生訓が語られている本。

まっとうな人生、意味ある人生を送るにはどうすればいいのか、その言葉一つ一つに、熱い何かを感じられる内容になっています。

以下、本書の読書メモです。

はじめに体ありき(P14)

心身が健康であること、丈夫であること。これが人生の土台。

体が健康で元気なら、さわやかで活気が溢れ、思考もポジティブ、全うなものになる。だから幸せになりやすい

しかし、体の健康を害したり、体が弱いと、心は憂鬱になりやすく、仕事もだるく飽きやすく、神経質になってしまい考えなくていいことをグダグダ考えてしまう。

だから、人生の基本は体、健康が前提。健康に気を遣い、運動をして体を鍛え、健康を大切にする。それが人生の土台となる。

幸福について(P20)

幸福=自分の欲が満たされた状態。

ただし、欲が自分の努力で満たされた場合はよいが、偶然や運によって満たされた状態は幸せとは言いがたい。運による僥倖でもたらされた幸福は、注意しないと不幸を呼ぶ災いとなる。

仕事を道楽にする(P49)

人生最大の幸福は、仕事を道楽にすること。最初は苦痛で大変だが、続けていればだんだんと熟達し、仕事が面白くなってくる。

仕事が楽しめれば人生は最高。すべての喜び、充実感や達成感が努力を通じて実現できるものであることを実感できる。

良友の条件(P86)

人は友人の感化を強く受ける。だから悪友を避け良友と付き合うこと。良友の条件は次の3つ。

1・性質が純良誠実であること

2・自分より何かしらの点で優れていること

3・責任感があり行動力があること

陰気な顔をやめる(P92)

人は快活な人に好感を抱く。暗い、陰鬱な顔をしていれば、周りから人が逃げていく。自分の人生のためにも、陰気な態度、陰気な表情は即刻改善すべし。

境遇を支配せよ(P110)

世間の不景気、職場の辛い人間関係、人生には大変な生きにくい境遇がある。しかし、境遇が辛いからといって、決して境遇に降伏してはいけない。

志あるところに道あり、どこにいてもどんな境遇でも、強い意志があれば、その境遇を克服し、乗り越えることができる。苦痛や障害も自分の修養の経験にすることができる。

それによって、自分の運命は自然に開拓されていく。

人相=その人の品格+人格の証明書(P187)

人相は精神の現象。その人の性格や品性が顔に出てくる。だから、顔を見ればその人が分かるというのは正しい。

感想など

健康に気を使え、仕事を頑張って楽しめるくらいの境地に達せよ、表情に気を遣えなど、具体的&実践的、人生でそのまま取り入れたい教えが満載の本。

本多静六博士の本は、『私の財産告白』が有名で、私もこの本はほんとうに何度も読み返すくらい強烈な印象があった本でした。

『自分を生かす人生』も読んでなるほど、人生上手くやっていくコツは、やっぱり土台となる考え方があるのだなぁと実感。

人生を良いものにするためには結局、しかるべき思考に則り、しかるべき方法で頑張ることが必要なのかもしれません。

古い本ですが、その内容は今でも役立つ知恵の宝庫。「人生を意欲的に改善したい」と思ったら、参考になる本だと思います。

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