分かれ道は30代。
平澤精一著『枯れない男になる30の習慣』(幻冬舎)の読書感想です。
この本について
いつも魅力的、仕事もプライベートも充実した男になるための健康指南書。
「女性にモテたい!」
「生涯現役で人生を楽しみたい!」
そんなときに今すぐ実践したい30の習慣がこちら。
以下、本書の読書メモです。
はじめに(P3)
男の元気=テストステロン。
テストステロンこそが男の体だけでなく、精神状態にも影響する重要な要素。テストステロンを多く保てば、男の人生をいつまでも充実させることができる。
テストステロンの役割(P23)
知っておきたいテストステロンの役割。
・メタボを予防する。
・遺伝子拡散機能を強化する。
・女性にモテるホルモンを出す。
・骨髄で血液を作る。
・毛髪や体毛の発育を促す。
・体内時計を維持する。
テストステロンの材料(P31)
テストステロンの材料となるのはコレステロール。
高すぎると危険と言われるコレステロールだが、低すぎてもダメ。コレステロールが低すぎるとうつ傾向になってしまうリスクがある。
そのためコレステロール値は「低すぎず高すぎず」を目標にする。
テストステロンが下がったとき(P41)
体内のテストステロン値が下がると、次のような影響が現れる。
・やる気、決断力が下がる。
・イライラしたり不安になったり、情緒が不安定になる。
・好きなことに興味がなくなる。
・女性に無関心になる。
・記憶力が落ちる。
このように、テストステロンが下がると、男の精神面で大きな影響が出てくる。それによって、仕事やプライベートに張りがなくなり、人生がつまらなくなる。
「最近人生がつまらない」
「仕事のやる気がでない」
「憂鬱で気が滅入る」
などの原因は、テストステロンの低下かもしれない。
週一に鮭を食べる(P56)
老化の原因となる活性化酸素。抗うための成分がアスタキサンチンが役に立つ。これはビタミンEの1000倍の抗酸化作用がある強烈な成分。
アスタキサンチンは鮭(サーモン)に含まれているので、週一に鮭を食べれば、それがアンチエイジングにつながる。
熱いお風呂で体を活性化する(P69)
元気な男の習慣の一つが風呂。
おすすめは、週一、42度以上のお風呂に10分~20分浸かること。身体を熱くすることで、傷んだ細胞を修復。免疫力を高め、元気を取り戻すことができる。
コレステロールが摂れるおすすめ食材(P133)
コレステロールは男の元気の源。摂取できるおすすめ食材はこちら。
1・卵
2・ヒレ肉
3・乳製品
4・レバー
5・魚卵
コレステロールの取り過ぎは良くないが、ある程度はしっかり摂取して良い。卵なら1日2個、「食べすぎない」範囲であれば問題ない。
感想など
男の健康のために今すぐ実践したい習慣が参考になる本。
人生は健康あってこそのもので、30代をこえてそのことを実感するこの頃。見た目はともかくとして、体の中身は確実に老化しているのを実感します。
だからこそ、そして、日々の健康習慣こそが人生の充実度を左右する重要なポイント。
意欲が低下すれば人生あらゆる面がつまらなくなってしまいます。だからこそ、元気、やる気や興味関心は常に持ち続け、したいことができる健康は保ち続けたいところ。
それはもしかしたら、日々のほんの小さな心がけから始まることなのかもしれません。
ということで、私もこの本を参考に、枯れない元気溢れた男を目指します。まずは週一の鮭+コレステロールから頑張ります。