信じるものが救われない?『まずは「信じること」をやめなさい』 の感想

まずは、「信じる」ことをやめなさい ~脳、宗教、歴史からわかった人を操る「サイン」の秘密! 騙されずにこの時代を勝ち抜くただ一つの方法

レンタルDVDを借りるついでによった本屋で見つけた一冊。

タイトルを見てつい買ってしまった。本を開くと「信じる者は救われない!」という強烈な煽りコピーが。以下、気になった内容です。

教祖と信者の関係

何かを信じること(神や宗教、誰かの哲学など)で、人は自由から遠ざかり、不自由になっている。向上心の強い人ほどこの罠にはまりやすい。

信仰の裏側にある嘘を気付かないと、騙され続ける。信者はつねにコントロールされる側にある。(リーダーとフォロワーの関係→言葉は悪いが洗脳されている状態)

何かを信じ、盲信していると、客観的な判断が難しくなる。他の人から見て「おかしい」と思うことが見えなくなってしまう。

世の中に絶対的な真実などない。信じることをやめて、何かに救いを求めることをやめて、自分の足で立つこと。

ヒーローが登場する理由

世の中が不安定不安定になればなるほど、人々は救いを求める。

自分の人生が不安で仕方ないから。そして、自分を救ってくれるヒーローの登場を期待する。

そこに人々の期待を背負うヒーロー(独裁者、「真実」を説く人など)が現れ、人々を騙す。

(そういえば、2007年以降スピリチャル系の本が爆発的に売れましたが、当時の状況とあわせて考えると面白いですね)

人々の依存心がヒーローを生み出し、そのヒーローによって、人々の自由が奪われていく。このような仕組みがあるからこそ、まずは依存心を捨てること。

信念という制限枠

人が「難しい、ムリ」と考えることは、必ずしもそうではない。

ムリと考える理由は、周りの人からそう言われてきたから。ムリを超える人を見つければ、その洗脳はとける。

このように、私たちは間違った信念によって、人生を不自由にしている。

例)

・何かを得るためには何かをあきらめる

→実際はそんなことない。努力して何かを捨てても上手くいかないことがある。

・大金を出せばそれなりの価値のものを買えるはず

→高い価格でもゴミのような商品がある。

その理由は、したくないことをしているから。苦しいことを続けるのは奴隷と同じ。奴隷行為だからこそ、不自由。

ヒント→何度もやって失敗することは、自分がやりたくないことの可能性が高い。

したいことをやり続けるのは、苦行をすることによって、「救われる」というサインを求めているから。

「大変な苦行を積んでいる自分は救われる。良い思いが出来る」というサイン。宗教的な「救い」と似たようなものを求めている。

一度この思考ができると、人に洗脳(コントロール)されやすくなってしまう。

苦しいことはダメだが、苦労をすることは重要。

・苦しいこと

→やっていて精神的にどんどんきつくなること。苦しいことを続けていると、感覚がマヒしてきて、苦しい状態が当たり前になってしまう。

・苦労

→大変だけど、やりつづけたい、頑張りたいと思えること。

人は恐怖によって動かされる

リーダーがフォロワーを動かすために使う常套手段。

それは恐怖を演出すること。恐怖を利用して、人々を思いのままに動かす演出が、政治や宗教、経済、あらゆる場面で使われている。

最後に

読みやすい本で、1時間~2時間あれば読むことができました。

陰謀論的な「どうさんくさいなぁ」という話もありますが、どうやって教祖と信者が生まれるのか、その仕組みがイメージできて面白かったです。

様々なビジネスもある意味教祖と信者、リーダーとフォロワー的な関係で成り立っていますので、ビジネスに役立てたい方は面白い知識を仕入れられるかもしれません。

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