いつまでも若く輝きたい!
日比野佐和子著『これだけで若返りは可能です。』(東洋経済)の読書感想です。
この本について
男性向けにアンチエイジング習慣を分かりやすく説明している本。
ヘアケアや体型など外見的な若さから、血管や疲労回復度など内面的な若さなど、外と内の両方の面で老化スピードをダウンさせるための習慣が満載。
今日から実践すれば、見た目年齢マイナス10歳の若々しい男を目指せるかも。
以下、本書の読書メモです。
薄毛対策はここから(P15)
薄毛にならないためには普段のシャンプー習慣は見直した方が良い。とくに、男にとってリンスは注意。
含まれている成分によって頭皮に皮脂がつまりやすくなり、抜け毛の原因になる可能性がある。
薄毛対策=頭皮対策なので、シャンプーの頻度を減らし、リンスを使わず、お湯だけで髪を洗うのが良い。
薄毛と食事(P19)
フサフサな男を維持するためには、食事の習慣にも注意した方が良い。
とくに油は重要。普段から脂っこいものばかり食べていると、頭皮の詰まりの原因となるので、注意すること。
育毛剤について(P21)
育毛剤は3ヶ月試して効果を検証する。3ヶ月試してイマイチ効果が出てこない場合、その育毛剤はダメ。違うものに変えること。
食用油はこれで決まり(P45)
普段の料理ではオリーブオイルを使う。動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールの上昇を抑えてくれるので、いろんな意味で健康に良い。
食事の考え方(P50)
食事の黄金比率は、朝5割、昼3割、夜2割。朝ほどガンガン食べて、昼、夜と、食べる量を減らしていくのが良い。
トマトでアンチエイジング(P52)
トマトにはリコピンという抗酸化作用がある成分が含まれている。そのため、トマトを日常的に食べることによって、アンチエイジング効果が期待できる。
ウォーキングのコツ(P56)
ウォーキングは大股+早歩きするのが効果を引き出すコツ。消費エネルギーが増加し、ダイエットにも効果的。
病気の原因は血管にあり(P133)
血管の衰えが様々な病気の原因となる。そのため血管がダメになると、病気になりやすくなるだけでなく、体も老化しやすくなる。
逆に言えば、血管年齢を若く保つことができれば、いろんな面で若々しく、健康でいることができる。
血管を若く保つためには、普段の生活習慣の見直しが必要不可欠。食事、睡眠、いろんなことに気を使うこと。
活性化酸素について(P169)
30歳40歳になってくると、同じ年齢の人でも、老けて見える人、若く見える人、その差がハッキリ出てくる。その外見の老化度の差は、体の細胞レベルの若さ。
体の細胞が若い人は見た目も若い。細胞が老いている人は見た目も老ける。このため、外見で若返るためには、細胞レベルの若返りが必要。
そのためには、体内で錆びない体を作ることが重要。ビタミンA・C・Eなど錆びるのを防ぐ栄養を摂取し、体の内側から酸化に抵抗していくこと。
感想など
最近、年を取るのは面白いなと思います。
例えば、地元に帰省し、昔からの友人と会うとき。
なかには「お前は高校生のときから変わっていないぞ」という男がいる一方、「お前はいつのまにそんなにおっさんになったんだ」という男がいて、年齢というのは、必ずしも外見と一致しないことを実感します。
まぁ、男の場合は若く見える=良いこととは限らないので(若いとなめられる場合があります)、おっさん化するのが悪いこととは限らないかもしれません。
ただ、腹ブヨブヨ、いかにもくたびれたおっさんにはなりたくないと感じるこの頃。
そのため、最低限の健康情報はチェックするようにしていますが、食べ物や習慣、老けないためにできることはたくさんあります。
人は老いてしまうのが運命ですが、多少なりともそれに抗って、一度切りの人生でとことん燃え尽きる。そんな人生を送りたいものです。