人は人でいるいろあるけれど結局は。『私は私、これでよし』の読書感想

私は私、これでよし

本を読んで一休みしたい。そんなときはこのエッセイ。

遠藤周作著『私は私、これでよし』(河出書房新社)の読書感想です。

この本について

『海と毒薬』や『沈黙』で知られる作家、遠藤周作さんのエッセイ集。

遠藤周作さんのエッセイはたくさん読んでいますが、先日出かけた本屋さんでこのエッセイを発見。

「私は私で良い」という不思議なタイトルに惹かれ、読んでみることに。

内容は無意識の活用法から笑顔の効能などのお役立ちエッセイを始め、モテるモテないの話や日本人の結婚観、病気や寿命などの話まで様々。

どのエッセイもまるで話を聞かせられているような感覚で読めるエッセイになっていて、気がつけば次のページをめくってしまう、そんな不思議なエッセイになっています。

感想など

遠藤周作さんのエッセイはどれも同じ雰囲気があって、読んでいてなんというか、著者と対話をしているような、そんな錯覚を感じる感覚があります。

自己啓発書のように「これをこうすればこうなります!」というような気合が入った内容は一切ないですが、読み終えるとなぜか印象に残る。文章が心に引っかかる。

そんな感じです。本書もまさにそうで、お風呂に入りながら読んだり、夜音楽をかけてページをめくっていると、まるで文章が自然に頭に入ってきます。

そんな感じで、この本もスラッと読めるものの、読後はなぜか心に残る話が満載。気持ちもスッキリします。

もしかしたら、これこそが読書の愉しみなのかもしれませんね。

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