作家が教える自分の生き方を考える大切さ。『自分づくり』の読書感想

自分づくり―それぞれの“私

自分の可能性を引き出すために知っておきたいこと。

遠藤周作著『自分づくり―それぞれの“私”にある16の方法』(青春文庫)の読書感想です。

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この本について

作家遠藤周作さんの生き方や自分磨きをテーマにした本。

自分の適性や持ち味を見出す方法や人間関係を広げるための態度や考え方、自分の器を広げるお金の使い方など、より良い自分になるためのヒントが満載の内容になっています。

以下、本書の読書メモです。

人間関係について(P21)

人間関係には、生活と人生、二種類の人間関係がある。

学校や職場、普段生活している場所での人間関係が生活の人間関係であり、あくまで社会的な関係にとどまる。基本的に利害や組織の関係でつながっているので、深い人間関係は期待できない。

一方、たった一回しか会ったことがないのにどうしても忘れられない人、夢中になってしまう人など、深い感情をもたらす人は、人生の人間関係。人生において、強いインパクト、影響力を与えてくれる。

ときに生活の人間関係から人生の人間関係が生じる場合があるが、基本的に生活の人間関係と人生の人間関係は別物。性質が違うものだということを知っておくことが大切。

コミュニケーションの第一歩(P27)

孤独から抜け出し、人との関係を築く第一歩は、人に微笑みかけること。

笑いかけることは相手を認め、「私はあなたを受け入れますよ、仲良くなりましょうよ」というアクション。人と仲良くなりたいときは、積極的に笑顔を振りまく。

人生のプラスとマイナス(P38)

人生には失業や人間関係のトラブルなど、いろんなマイナスがある。

マイナスを経験したときに知っておきたいのは、マイナスには必ずプラスがあるということ。どんな経験にも、良い側面があるということを知っておくこと。

そもそも、苦しみのない人生に意味はない

苦しみというマイナスがあるから、それが人生のプラスになっていく。「レモンを手に入れたらレモネードを作れ」の気持ちで、マイナスをプラスに変えるべし。

ニコニコ顔が人を引き寄せる(P47)

人と共存して生きようと思うのであれば、初めにすべきことは微笑むこと。笑みを作ること。

人は笑顔に惹かれる。無愛想な強面、般若のようなイライラマックスの顔をしていると、人はどんどん離れていく。表情の力を甘くみてはいけない。

アイディアがひらめくとき(P95)

良いアイディアが浮かぶときは、無意識の力が働いている。

良いアイディアは切羽詰っているとき、忙しくしているときには浮かばず、ぼーっとしているときに浮かびやすい。

アイディアが欲しいときは、電車に乗って景色を眺めたり、お風呂に入ってぼーっとしたり、意識が緩んでゆったりすることをすると良い。

ときに贅沢をする(P123)

芸術や音楽、文学は、良いものは贅沢がなければ生まれない。贅沢できる心の余裕が美しいものを生み出す。

人間の器を大きくするために大切なことは良い贅沢をすること

節約も大事だが、ときに良い服や良い靴を買って豪華なレストランに行き、バーンとお金を使って楽しむこと。そういう経験が人間としての幅を広げてくれる。

感想など

生き方や自分磨きの内容が印象的な本。

生き方とか人間関係とかお金の使い方とか、勉強になる内容が満載でしたが、特に印象的だったのはお金の遣い方の話。

この本には、1年に2回、良い服を来て高級なレストランで食事したり良いホテルに泊まったり、一流の場所を経験することの大切さが書かれているのですが、お金を使っていろんな経験をするのは、とても大切なことだと思います。

良い靴を履いていると気分もいいし、服をバリっと決めていろんな場所を経験しておくことが、人間としての幅を広げてくれるのは本当にそうだなぁと。

それによって今すぐ何か目に見えるものが変わるわけではないかもしれませんが、目に見えない何かが変わっている。そんな感じなのかもしれません。

「俺は今よりも一皮剥けたいと思ったら、今からできることはたくさんある」と勉強になった本でした。

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