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『ダークソウル』シリーズなどでお馴染みのフロムソフトウェアが日本を舞台にした新作『SEKIRO』を発表。
今や今やと発売を楽しみにしていましたが、ようやく本日ソフトを入手。まるで自分が中学生に戻ったかのような熱意でゲームをプレイスタート。
その1stインプレッションをご紹介します。「『SEKIRO』ってどう?難しい?」という方の参考になれば幸いです。
ちなみにまずチュートリアルで13回。序盤の侍の強モブ25回。そして赤目の鬼みたいなボスで12回死亡している状況です。
はじめに
今回の舞台は日本の戦国時代。
主人公はとある武家に仕えていたニンジャマン。しっかりストーリーあるようで、主人公も普通にしゃべります。

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今回日本が舞台ということで、まさにジャパニーズ戦国ワールド。
グラフィックがともかく重厚で、開発者の方々のセンスのスゴさを実感することができます。

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物語についてはネタバレをさけるため言及しませんが、主人公のニンジャマンは何か、業のようなものを背負っているようです。
ゲーム性について
すべての「ソウル系」ゲームを熱中してプレイしてきた自分として気になったのは、『SEKIRO』がその「ソウル系」の系譜を引き継いだゲームなのかどうか、ということ。
まず結論から言うと完全に別物です。
主人公はニンジャマンなので、単騎突撃などもってのほか。

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敵がなんとマップを巡回しているので、うかつに突撃すれば、目の前の敵と戦っているうちに包囲され、瞬殺されてしまいます。
そこで、普段はスニーク状態で慎重に行動。
倒せる敵は背後から暗殺したり、奇襲をしたり、1対1の状況に持ち込んで倒していくのが定石です。

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ソウルシリーズと明らかに違うのは体幹と呼ばれるシステム。
ようは、致命傷を与えるための新しい仕組みで、基本的に『SEKIRO』はただR1で敵を殴っても倒せません。
強い敵は体幹を崩さないと倒せないようになっています。この体幹は、敵と距離が離れてしまうとどんどん回復されてしまいます。
なので、チキンプレイは不可。「ソウル系」シリーズの必勝法の一つだったヒット・アンド・アウェイが通じなくなっています。
この体幹システムが理解できなかった最初は、序盤の黒騎士ポジションである大太刀の侍に殺されること20回以上。
体幹の仕組みを理解してアクションしていかないと、敵に勝つことができません。
個人的には今回は相当難しいです。序盤なのに死んだ回数が50回を突破。ガチの難易度です。
モブの表現センスがスゴすぎる!
難しいには難しいですが、その世界観は本当に素晴らしい。
そしてお約束ですが、フロムソフトウェアの敵モブは本当に愛嬌があって可愛らしい。
よくぞまぁ、こんなモブキャラを思いついたものだと驚かせられます。鶏とか出てくるし。
このモブは『ブラッドボーン』の地底に生息していたあいつ(3◯ブ)を思い出させてくれます。

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そして極めつけがこの赤目。
おそらく最初のボスだと思われますが、まさにおとぎ話の赤鬼そのもの。声。動き。何もかもリアルで愛嬌があります。

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一度、つかまれて谷底に投げられて落下死させられたときは、お約束すぎて爆笑。ほんとうにスタッフのセンスに感動してしまった。
この世界観やモブのセンスは唯一無二。死んでも死んでも、トライしたくなる面白さはやはりスゴい。
ゲームシステム
このように、「死にゲー」度はますますハードになっていますが、そのほか、ユーザビリティ的にはかなり優しくなっています。
アイテムを入手すれば必ず説明あり。

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いわゆる篝火システムも継続。最初からワープも可能です。

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面白いのがNPC。声をかけた瞬間刀を抜いて斬りかかって来るとか、本当に笑えます。

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いろいろNPCのイベントもあるみたい。

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これからどんなNPCが登場するのか、楽しみです。
気になること
ただ一つ気になるのは、ある病の話。
何度か死にまくっているとイベントが発生して、ある病気の話が登場。その後死んでも一回だけ復活できるようになったのですが、これがヤバい気がします。

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それで復活をしないまま何度も殺されていたら更にイベントが進行した模様。最初から登場する義手作りのおっさんが咳き込むように。
「これはまずいな」と思いつつ、どう物語とからんでいくのか、楽しみです。
まとめ
以上が『SEKIRO』の1stインプレッションになります。
ともかくムズい。死にまくります。正直、『ブラッドボーン』などの比ではないくらい、難しく感じています。
操作性が違うのもあるのですが、やはり難易度のカギとなるのは体幹。どのように敵の体幹を崩していくのか。
その試行錯誤が必要なようです。
ということで、『SEKIRO』は「ソウル系」シリーズとは全然違うゲームですが、難しいです。死にまくります。でも面白いです。
絶対クリアしてやるぞ!