心のドクターも心が折れている?『精神科医はなぜ心を病むのか』を読む

精神科医はなぜ心を病むのか

今の時代、心を治すお医者さんも大変だ。

精神科医療の問題点を医者の視点で理解できる本、『精神科医はなぜ心を病むのか』の読書感想です。

内容について

精神科は今日も、やりたい放題』をAmazonで購入したとき、関連商品に表示されて知った本。

『精神科は今日も、やりたい放題』は精神医療を否定的にとらえている本でしたが、『精神科医はなぜ心を病むのか』では、なぜ精神医療に問題があるのか、実際に精神医療に携わる医者の視点から、問題点が書かれています。

実際どんなことが書かれているかというと、

・精神科医は一般の人より5倍も自殺率が高い。

精神科医自身がうつ病の薬を飲んで仕事をしている

・精神科医の研修制度が不十分で、医師自身が適切な訓練を受けられないまま、診察にあたっている。

など、衝撃的な内容が書かれており、心の治療を専門とする精神科医自身が、治療の技術や患者の対応、様々な問題を抱えて、厳しい状況にあるそう。

この本を読むことで、一般人が知る機会のない、精神医療の「不都合な真実」に驚きます。

感想など

現代、心の病気の問題は誰もが身近で、他人ごとではない時代ですが、心の病気を治すはずの医者ですら、メンタルを病み、患者を診察しているというのは、正直驚き。

また、ビジネスのために患者を薬漬けにする医者の問題など、『精神科は今日も、やりたい放題』に書かれていたことと同じような内容の記述も。なかなか怖い世界のようです。

今の時代、心を安定させて生きるのは難しい時代のようで、あれやこれや、不安を感じてしまいます。しかし、不安な気持ちが続いたとしても、安易に病院に頼ったりするのもまた怖いもの。

結局、自分の精神衛生は、自分で保つよう、工夫が必要なのかもしれません。

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