知って損しない札幌のカラスの生態と知識48。『なんでそうなの 札幌のカラス』を読む

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なぜ、札幌のカラスはあんなにも大きく、図々しいのか?

中村眞樹子著『なんでそうなの 札幌のカラス』(北海道新聞社)の読書感想です。

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この本について

札幌の街に住み着くカラスたちの生態や習性を、一般向けに分かりやすく紹介している本。

2015年に札幌に引っ越してきて、ある意味一番印象的なのが札幌のカラス。街を歩いていると、いつも必ずカラスを見かけるのですが、でかい。そして図々しい。

ときどき、住んでいるマンションのベランダにも現れてカァーカァー鳴き、そして、近くの郵便局の木の上にも巣を作ったりして、本当に身近な存在です。

なぜこうも、札幌のカラスは人間を恐れずに態度が大きいのだろうかと不思議に思っていたところ、ジュンク堂でこの本を発見。

読んでなるほど、カラスのことをほんの少し、詳しくなった気がします。

カラスにもこんな種類がある!

まずこの本を読んで驚いたのが、カラスにも種類がある、ということ。

札幌に生息するカラスでも、

1・ハシボソガラス

2・ハシブトガラス

3・コクマルガラス

4・ワタリガラス

の4種類のカラスがいて、そのなかでも、ハシボソガラス(通称ボソ)と、ハシブトガラス(通称ブト)の2種類のカラスが多いとのこと。

札幌は都市部にも関わらず、近隣に自然が多いので、カラスが繁殖したり巣を作ったりするのは絶好の環境。

おまけに観光客も多く、すすきのもあるので、カラスにとっても、食事には事欠かない環境らしい。

このような環境のため、カラスにとっては人間は、恐れる存在というよりはむしろ、飯をクレクレする存在なのかもしれません。

知っておきたいカラス対策

本書によると基本的にカラスは無害で、こちらから攻撃的な行動をしなければ大丈夫みたいですが、ただ例外もあります。

それが繁殖の時期。

5月中旬くらいになると、カラスが巣のなかで産卵し、そのため、子どもを守ろうとカラスは凶暴になります。

そこで、運悪く巣の近くを通りかかった人がおそわれてしまうということで、実際私も、歩いていて、カラスにおそわれている人を見たことがあります。

近所の山鼻郵便局の木のとこにも、5月6月になると、「カラスの巣があるので注意してください」的な注意書きが登場します。

運が悪いといきなり後ろから頭をキックされることもあるそうなので、たかがカラス、されどカラス。注意が必要です。

そこで万が一カラスにおそわれたらどうすればいいのかというと、理想は傘を持ってカラスの攻撃を防ぐこと。

しかし傘をいつも持っていることはないので、大切なのは腕をまっすぐにあげて、動かさないこと。

腕をあげることで、カラスの攻撃を抑制することができるそうなので、カラスの不穏な行動を察知したらまずは両腕をあげること。

これが大切だそうです。

まとめ

このような感じで、札幌のカラスの生態から付き合い方まで、まる一冊からすのことが分かる本です。

札幌は本当にカラスが多くて、前住んでいた西区のところでも、いつ見てもカラスがカァーカァー鳴いていました。

そしてすすきのや大通りに行けばまたカラス。

普通に人がいるところでもカラスがいて、大通りでも鳩、カラスと、ほんとうに「こいつらはわかっとる」ということを実感できます。

基本的に無害ですが、必要なのは知識。札幌のカラスについて興味がわいたら、この本がその好奇心を満たしてくれるでしょう。

そしてきっと、札幌のカラスたちに親近感を覚えるかもしれません。

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