日の本一の兵、誕生。『真田丸』第40回「幸村」の感想

第40回

男の覚悟は武士の覚悟。

2016年NHK大河ドラマ『真田丸』第40回「幸村」の感想です。

第40回「幸村」のあらすじ

九度山で平穏に暮らしていた信繁だが、時代は風雲急を告げる。

豊臣秀頼と徳川家康の関係が悪化、家康が大坂に攻め入ってくるということで、信繁のもとに豊臣方へ参加せよとの誘いが。

誘いを断る信繁だが、強い説得により結局は豊臣方へ参加。大坂城へ入場するが・・・。

ドラマの流れ

夜一人まったりする信繁。そこに突然男が現れ、信繁に声をかけます。男の正体は宇喜多秀家の旧臣、明石全登。

明石全登は「まもなく大坂で戦が始まります、ぜひ豊臣方で軍の指揮を」と声をかけますが、信繁はそれを断ります。

それでも引かない全登は、「ある方が待っております」と信繁をその男の前に連れて行きます。

そこで仕方なくついていく信繁ですが、待っていた男は豊臣家家臣の片桐且元。

片桐は豊臣家と徳川家の事情を信繁に話し(方広寺の事件の話)、両者の関係が極めて悪く、戦が始まることを信繁に伝えます。そして、信繁に秀頼の助けとなることを頼みます。

片桐の必死の頼みですが、信繁は「私には無理です、私のことは死んだと思って下さい」と片桐の頼みを断ります。

それから一人物思いに沈む信繁にきりが声をかけます。

信繁はきりに大坂のことを話し頼みを断ったことを伝えますが、きりは信繁を叱咤。

「行きなさいよ、あなたが本当に行きたいのなら。あなたを求めている人がいる。ここで一生暮らしていいの?」と信繁を説得します。

きりの必死な説得に心動かされた信繁は熟考。

結局最後には、大坂へ参陣することを決意。名前を信繁から幸村へ改名、覚悟を決めます・・・。

感想など

大坂の陣前夜、いよいよ戦、という回。家康の老獪ぶりも頂点を極め、信繁も大坂入りでドラマももう終盤です。

今回は、方広寺の事件から戦と信繁の大坂参陣、豊臣と徳川のなかをなんとか取り持とうと孤軍奮闘した片桐さんが不憫だったなぁ。

徳川方からは豊臣攻めの口実を作る策略のターゲットにされて、味方の豊臣方からは暗殺されそうになって、踏んだり蹴ったりですな。

上と下に挟まれ苦悩する中間管理職の典型のような男ですが、信繁のもとへ出向き、「豊臣家を頼みまする」と頭を下げる勇姿は熱い。

さて、次回は信繁の大坂城入城ですか。

予告編では戦のシーンがいろいろ出てましたが、最後ばかりは、真田の赤備えの活躍、楽しみにしたいものです。

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