英雄、落つ。『真田丸』第38回「昌幸」の感想

38回

去りゆくものが残るものへ残す最後の秘策。

2016年NHK大河ドラマ『真田丸』第38回「昌幸」の感想です。

第38回「昌幸」のあらすじ

紀州九度山に流されてしまった昌幸と信繁。

信之は2人の恩赦を求めるが、家康から許されることなく、ただ時間だけが過ぎていく。

一方、権力を握った徳川家康は、己の権力を確実とすべく、その天下取りを進めていく。

そんななか、昌幸は己の死期を悟る。そして、信之に、豊臣と徳川が戦った場合の秘策を、信繁に託す・・・。

ドラマの流れ

関が原の敗戦で九度山に流された昌幸と信繁。

そこでのどかな暮らしを送る昌幸らだが、外の世界では着々と歴史が動いていた。

家康は征夷大将軍となり名実ともに天下一に。おまけに息子秀忠の娘千姫を豊臣家へ嫁がせ、征夷大将軍の座も秀忠へ。

徳川の世の到来が近づきつつある状況のなか、「このままではいかん!」とくすぶる昌幸。

昌幸は信之を通じて赦免を願い出ますが、昌幸に恨みを持つ家康と秀忠は「あいつらは絶対許さん、連中は死ぬまで九度山だ」と拒絶。

ただ時だけが過ぎていく中、昌幸は「わしはもうここから出られんかもしれん」と絶望。生きる気力をなくしていきます。

そんななか、家康と秀頼が二条城で会うことに。

秀頼の見事な若武者ぶりを見た家康は徳川の未来に危機感を抱き、「こいつを生かしてはいかんと」と豊臣秀頼を消すことを決断。

その手始めとして、加藤清正を暗殺。豊臣家を守らんとする邪魔者を消し去り、いよいよ大坂攻めへと動き出します。

戦乱の波が再び押し寄せようとするなか、九度山で暮らしている昌幸にも死期が。自らの運命を悟った昌幸は、来るべき戦いを予感。

信繁に策を授けたのち、かつての君主(信玄)に迎えられ、この世を去ります・・・。

感想など

加藤清正や本多忠勝、そして真田昌幸。戦国の英雄たちが続々と舞台から去っていった回。

好々爺として孫達に囲まれた暮らしをして幸せな状態で逝く忠勝と比べ、希望を失い死んでいく昌幸、秀頼のことを心配して暗殺されてしまう清正、人生対照的でいろいろですね。

信繁も無精髭を生やしたりして、九度山での暮らしはつらそうですが、女同士(きりちゃんと信繁の嫁さん)の笑顔の殴り合いとか嫁のメン◯ラシーンとかほのぼのして楽しかった。

それにしても、真田丸もそろそろ終わりかぁ。いろいろあったけど、あと一ヶ月くらいか?

残りはいよいよ大坂の陣、信繁はどうなるのか。真田の戦、楽しみです。

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