役に立たないプライドならさっさと捨てた方がいい。『真田丸』第23回「攻略」の感想

第23回

関東の覇者の落日。

2016年NHK大河ドラマ『真田丸』第23回「攻略」の感想です。

第23回「攻略」のあらすじ

北条氏政の態度にキレた秀吉は小田原征伐を決定、全国の大名に出陣を命令。20万の大軍で氏政の本拠地、小田原城を包囲する。

一方、真田一家は、石田三成とともに名城として名高い忍城を包囲。ところが、忍城は固く陥落せず。攻略の方針をめぐり、三成、昌幸の意見が対立する・・・。

ドラマの流れ

秀吉は北条氏政の討伐を宣言。各地の大名を集結させ、21万の大軍を持って北条領へ侵攻。

豊臣軍は二方面から北条領へ侵攻、豊臣秀次は東海道へ、上杉景勝は上野方面から北条領へ進軍。真田は上杉軍に合流し、上野へ侵攻することに。

豊臣軍は破竹の如く進軍、北条氏政の本拠である小田原城を包囲。東は徳川、海からは長宗我部や九鬼、西や北側から豊臣秀吉本体や豊臣秀次、石田三成らの軍。

秀吉は戦う前から勝利を確信、陣中へ茶々などの女を呼び、大名たちにも「妻や女を呼んでゆるりとやろう」と豪語。

一方、城を包囲された北条氏政は籠城戦を選択、伊達の援軍を期待して持久戦を宣言するものの、家臣たちは「お館様は秀吉を舐めておられる」と不安な様子。

軍議を開くものの、小田原評定で結論が出ず。いやぁーな空気が。総大将の北条氏政も、負けを悟っているものの、そのプライドの高さから降伏を選択できず。

「伊達が来てくれれば・・・」と援軍に期待するものの、秀吉は陣中で女たちを連れ歌え踊れで余裕の状況で、北条氏政が期待する肝心の伊達政宗も死に装束姿で秀吉に降伏。北条家の命運は風前の灯火に。

北条征伐は順調ですが、上野から北条領へ侵攻した上杉軍や真田軍は忍城攻略に苦戦。

石田三成は「何をもたもたしてるんだ、俺なら3日で攻略できる!」と、見通しが狂ってしまったことに激おこプンプン。プランを再び練り直すことに。

秀吉は軍議で小田原城を開城させるため、残りの北条方の城を落とすことに決定。石田三成に忍城攻めを命令。

命を受けた三成は上杉軍と真田軍に合流。「君たちは何をモタモタしてるんだね、おかげで計画が狂ったぞ」と説教。「私なら4日で忍城を落とせる、水攻めで」と豪語します。

ところが三成の計画は思い通りにいかず。相変わらず忍城は抵抗を続けます。

一方、小田原では無駄な地を流すまいと徳川家康や大谷吉継が北条氏政を降伏させようと計画。信繁は家康から「北条氏政へこれを」と手紙を渡す役目を頂戴。小田原城へ忍び込みます。

小田原城へ入った信繁は北条氏直と面談。「父を説得してくれ!」と頼まれ氏政の元へ向かいます。途中暗殺されそうになるものの、何とか氏政の元へ向かいますが・・・。

感想など

韮山攻略や忍城攻略などの合戦シーンはないものの、北条氏政のプライドの高さと石田三成のコメディチックな演技が印象的で面白かった回。

北条征伐前にプランをがっちり決め、「北条への戦はやめるべきだと思っている、しかしやると決まった以上は絶対に勝つ」と冷静クールな態度だったのが、計画が思い通りにいかずにイライラ。

見通しが狂うとそこで余裕がなくなってしまう柔軟性ゼロの三成は笑ってしまいます。計画を練りなおしているときの表情(寝不足で病んでる顔)や胃を痛めている音は笑ってしまったw

大谷吉継にも「治部は頭で考えすぎ、現場を知らない」と揶揄されてるし、こりゃ来週の忍城攻めも笑えそう。

肝心の北条氏政は良いところゼロで、なんだかぐたぐたした感じでドラマから退場しそうですが、さて、来週はどうなるか。

(関係ないですが、戦国マップが思いっきり信長の野望 創造や戦国立志伝と同じ。マップに移る顔グラがまたいいですね)

第22回「裁定」の感想へ

第24回「滅亡」の感想へ