長い物に巻かれるのは生き残るための手段。『真田丸』第21回「戦端」の感想

第21回勝てない相手とは戦わない、これが生き残りの鉄則。

2016年NHK大河ドラマ『真田丸』第21回「戦端」の感想です。

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第21回「戦端」のあらすじ

徳川家康の臣従、長男の誕生、秀吉は勢いに乗っていた。

この流れに乗り、秀吉は長年臣従を拒んでいた関東の雄、北条氏政に上洛を迫るが、氏政は臣従を拒み、「沼田城を北条に渡すなら上洛してやるぞ」と上洛の条件を提示する。

大切な領地である沼田城を交渉の材料にされた真田昌幸は激怒するが・・・。

ドラマの流れ

子どもが生まれ絶頂状態の秀吉。

天下も残すは関東と東北、秀吉の大きな敵となるのは北条氏政ですが、氏政は未だに秀吉のもとへ頭を下げに行くのを拒否。

秀吉はどうするか迷うものの、千利休にそそのかされ、北条攻めを決定。石田三成らに戦の準備を免じます。

家康も密かに北条氏政に会いに行き「秀吉に頭を下げよ、上洛しなさい」と助言。

氏政も上洛を検討、秀吉に「真田がのさばっている沼田を返してもらったら上洛してやる」と上洛の条件を伝えます。

秀吉は「氏政め、なめやがって」とキレそうになるものの、石田三成が秀吉を説得。昌幸は秀吉に呼び出され、氏政の話を聞いて「沼田が欲しけりゃ力で奪えや」と大激怒。

結局、沼田の件は、大谷吉継の策略で話し合いで統治の正当性の決着をつけることになり、信繁は北条氏政の代理、板部岡江雪斎とディベートでバトルするハメに・・・。

感想など

ずっとほのぼのした話が続いていましたが、いよいよ北条征伐前夜ということで、戦国時代らしい話が。

関東の覇者としてのプライドを持つ北条氏政は時勢を読めず上洛せず。

腹黒狸の家康も「北条を救うのは何も得にならない」けれど氏政を助けようと誠実に説得したりと、なかなかの男気ぶりを発揮。

「長い物に巻かれるのは卑怯者のたわ言ではなく生き残りの鉄則ですぞ」と名言を残しています。

『真田丸』は戦国時代のドラマながら、武将たちの人間、キャラがいいですね。

それと今回、対北条とのメインドラマとは別に、女たちの場面もなかなか。

例えば息子を出産して態度がでかくなった茶々が、子どもを産んでいない北政所に「出産するといろいろ大変なんですよ」と発言する場面。

阿茶局の茶々に対する「それ言っちゃまずいだろ、お前空気嫁よ」的な困惑した態度とか、あの微妙な感じが面白い。

あと、「こんな濃い飯が食えるか」と信州の食事に文句をつけるファザコン稲姫。

信之が妻の実家に刃向かえない恐妻家キャラになってしまうのは予定調和でしたが、後日妻に対してモノが言える姿を見たいものです。

さて、次回は信繁と板部岡江雪斎との弁舌バトル。結末はいかに!?

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