兄と弟、2つの恋路の行方は。『真田丸』第19回「恋路」の感想

第19回

女は運命を直感的に知る。

2016年NHK大河ドラマ『真田丸』第19回「恋路」の感想です。

第19回「恋路」のあらすじ

秀吉と対面した真田一家は信濃へ帰還。

信繁は大坂に残り、茶々の側で使える日々。信繁は自由奔放な茶々に接するうち、その過酷な運命を知り、茶々に情が湧き、恋愛感情を持つようになってしまう。

茶々も茶々で、信繁に気があるふりをするが、秀吉が信繁と茶々の関係に嫉妬、茶々を側室にすることを考える・・・。

ドラマの内容

大坂に残った信繁は茶々の従者(?)として茶々にいじられる日々。

茶々の好き勝手な行動に困惑する信繁ですが、茶々の育ち、過酷な運命を知るうちに茶々に情が。

ところが、大坂城で「真田のこせがれが茶々様をたぶらかした」との噂が。加藤清正には「あの野郎・・・」と恨まれ狙われるハメに。

清正の件は石田三成のおかげで何とかなったものの、秀吉の嫉妬心を刺激することに。信繁は大坂で大いに女難を味わいます。

一方、徳川家康。

実質配下になった真田家に対していまだ警戒心を緩めず。「真田の野郎の動きを知らせるスパイが欲しい」と家臣本多忠勝の愛娘、稲姫を昌幸の長男信之と結婚させることに。

「信之には妻がおります」と断った昌幸ですが、「こんな良い縁組を断るのかね?」と家康に押された昌幸は悩むものの縁談を了承。

次回、真田と徳川は親戚関係(稲姫は形式上、家康の養女に)となることに・・・。

感想など

信之は稲姫と、信繁は茶々と、真田の息子たちの恋愛模様をコメディチックに描いた回。

信之と稲姫の関係は想定通りというか、一本気で真面目な信繁と姉さん女房系の稲姫(娘に何かあればオヤジさんにぶっ殺されそう(((;゚д゚;))))、まぁそうなるかなという感じ。

茶々は質実剛健な稲姫とは真逆の男振り回す系の女で茶々のおかげで信繁は不運続き。秀吉に茶々との関係を詰問されるシーンはシリアスな場面なのに笑けてしまったw

(ただ、茶々が将来をヨゲンする言葉を信繁に投げかけるシーンは最高!庭でさり気なく散っていく桜がまた美しい!)

そのあと蔵の話で秀吉がカッコよくなります(「茶々、お前には美しいものだけをみて欲しかった」というシーンはいいですね)が、思えば秀吉とお市の方、茶々の話を考えると、なかなか複雑ですね。

好きで好きでたまらなかった、ずっと手に入れたいと思っていた、しかし最後まで嫌われて手に入れられなかった女。

その女が残した娘を自分の側室にして侍らす。最後には息子を産ませる(まぁ秀頼が本当に秀吉の種かどうかは・・・)。茶々を側室にしたとき、秀吉はどんな気分だったのでしょうか。

そして、自分の父と母を死に追いやった男の側室になった茶々の本当の気持ちはどうだったのか。戦国の世のこととはいえ、なんか、複雑ですねぇ。

ともかく、今回、茶々が秀吉の側室になることが決定、信繁は茶々の従者から解放され、秀吉の元で過ごすことに。

が、茶々を側室に迎えたことで、豊臣家にはどうやら暗雲が漂ってきそうです・・・。

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