寡兵の真髄ココにあり。『真田丸』第13回「決戦」の感想

第13回

第一次上田合戦スタート。

2016年NHK大河ドラマ『真田丸』第13回「決戦」の感想です。

第13回「決戦」のあらすじ

真田の腹黒な態度についにキレた徳川家康は、真田を踏み潰さんと三河の精鋭7000を上田城へ差し向ける。

一方真田の兵力は2000。「まともに戦っても勝てない」と判断した昌幸は、上田城を奇策で対応。昌幸の神出鬼没な戦術の前に徳川軍は翻弄、戦は真田の勝利で終わるが・・・。

ドラマの流れ

真田は上杉家と同盟、いよいよ徳川との対決姿勢を鮮明に。

真田の本心を知った徳川はいよいよ真田をぶちのめすことを決意、徳川の古参武将、鳥居元忠を総大将に上田城へ進軍。

兵の少ない真田を舐めている鳥居は「沼田城を渡せば軍を引いて許す」と使者を送ります。

昌幸はその舐めプを逆手に取り、使者への返答を遅らせ戦の準備を整え、対徳川の作戦を決定。

徳川軍7000の兵を分散させ、各個撃破していく方法に決定。釣り野伏戦法(戦ってわざと退却、敵をおびき寄せる戦法)で徳川を上田城へ誘い込みます。

徳川軍は真田の戦略に引っかかり、上田城へ攻めよせるものの、上田城奥深くへおびき寄せられた徳川軍は真田兵の集中放火を浴び大損害。徳川軍は泡を吹いて撤退します。

戦に勝った真田ですが、なかには悲劇も。一つの勝利と引き換えに、一つの大切な命が失われることに・・・。

感想など

第一次上田合戦のコメディちゃんばらがメインの話。

徳川の大軍が真田の寡兵にぶちのめされるのが第一上田合戦の面白さだと思いますが、予想通りというか、ドラマの合戦はコメディのノリ。

信繁の奥さんが赤ちゃんに乳を飲ますために戦場でうろちょろするシーンなどあり、緊張感が全くありませんでした(徳川兵も少なすぎ)が、元より『真田丸』はそういうドラマ。

肝心の戦に爽快さや勇壮さはなく、信繁の道化ぶり(徳川軍を挑発して城へ誘い込む役)だけがやけに印象的でした。

やっぱりこのドラマの面白さは、合戦とかの戦国チックなところではなく、一曲ある登場人物たちの人間模様なのだと改めて実感しました(最後だけ後味が悪いですが、必要あるのか?)。

ということで、予定調和的に徳川がやられキャラで真田上げで終了。今回で信繁青年編が終了ということで、次回あたりから秀吉とかほかの大物が登場。物語はよりダイナミックに、壮大になっていきそうです。

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