『幸運を引き寄せる行動心理学入門』の読書感想 – 人生で役に立つ実用心理学

幸運を引き寄せる行動心理学入門

もうすでに、科学的に幸せになる方法は分かっている。

植木理恵著『幸運を引き寄せる行動心理学入門』(宝島社)の読書感想です。

この本について

美人心理学者の植木理恵さんが実生活で役に立つ心理学を分かりやすく紹介している本。

心理学の研究で分かったことをどうやって人生でリアルに役立てていけばいいか、実用的な情報が盛りだくさんの内容になっています。

以下、本書の読書メモです。

ツイてる人になるために(P10)

ツイてる人になるためには、ツイてる人の真似をするのが一番簡単で効果的。

ツイてないときに上手くいかないのは、ツイてない行動を繰り返してしまうから。逆言えば、ツイてないとき、ツイてる人の行動を真似ることによって、ツキを取り戻すことができる。

確証バイアスについて(P16)

人は自分の信じることを補強するための情報、証拠しか目に入らなくなる傾向にある。これを確証バイアスと言う。

そのため自分の信じることとは反対の意見、証拠は、それが正しかったとしても、なかなか気づくことができない。

だから人の考え方、信念は偏ってしまう。

ポジティブ思考は成功しにくい(P19)

何が起こっても「これで良かったんだ」と考えるポジティブ思考は失敗のもと。成功を目指すなら、むしろネガティブなくらいがちょうど良い。

「今のままではダメだ」「自分はこのままだと失敗する」このようなネガティブ思考が人を成功に導く原動力になる。

物を買っても幸せは得られない(P25)

人は、自分のためよりも人のためにお金を使った方が幸福感を得やすい。幸せになりたいなら、自分の欲求のまま物を買うよりも、人を助けたり、喜ばすためにお金を遣うこと。

ストレスの良いところ(P30)

ストレスは人を成長させるための刺激。適度なストレスは脳の働きを活性化させ、機能や知能をアップさせる働きがある。

そのため、ストレスゼロはある意味良くないことで、ある程度ストレスがかかっている環境の方が、より効果的に成長することができる。

嫉妬マンが成功する理由(P39)

実社会では、嫉妬心が強い人の方が成功しやすい。ただし、人のことを妬むだけの嫉妬マンは成功しないが、嫉妬をバネに自分を成長させることができる嫉妬マンが成功できる。

嫉妬は感じてもいいが、大切なのは嫉妬の使い道。「なんであいつが!」というダークエネジーを、自分が頑張るための燃料にすること。

現実とは思い込み(P47)

人は自分が考えた通りの現実を見る。現実には思い込みが反映されており、必ずしも正確に世界を見ているわけではない。

逆にいえば、「今日は良い日になる」というような良い思い込みを持てば、現実も良く見えるようになる。

この意味で、現実は心が生み出す世界。どう世界を作るかは、自分次第。

成功を目指すコツ(P65)

成功はスモールステップで。目の前に小さな目標を作り上げ、それをコツコツクリアしていく。すると大きな目標も達成できる。

最初から大きな目標を持つと、途中で嫌になるのでやめたほうがいい。

紙に目標を書く効能(P136)

「紙に書いたことは実現する」という成功ノウハウがあるが、これは、紙に目標を書くことによって、自分が欲しいもの、進みたい方向が明確になるから。

紙に書くことによって、自分にとって何が重要なのかが分かる。だから、迷うことなく、その方向へ進むことができる。

これが紙に目標を書くと実現しやすい理由。つまりは、自分が欲しいもの、考えていることを書き出して、客観的に認識することが大切。

今すぐ幸せになる方法(P167)

人は動作、姿勢で気分が変わる。今すぐ幸せになりたかった、背筋を伸ばし前を見て大股で歩くのが良い。気分が変わるのが実感できる。

感想など

「心理学は実用すると人生で役に立つかもしれない」と納得できる本。

心理学の結果を分かりやすく解説しているため、専門的な話もスイスイ理解。心理学の知識を普段の生活でどのように使えばいいか、現実的な話が満載なのがこの本の良いところ。

理屈は実生活で役に立たなければただの理屈。大切なのは実践で、いかに使えるかに価値があります。

この意味で、「心理学を実生活に役立たせたい!」と思ったら本書の出番。実生活で役立つ心理学を身につけることができます。

それにしても、こんな綺麗な先生にじっくり心理学を教えてもらいたいなぁ。

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