確かにこの本は身もフタもない。『家族の悪知恵』の読書感想

家族の悩みを爽快にぶった斬り!

西原理恵子著『家族の悪知恵 身もフタもないけど役に立つ49のヒント』(文藝春秋)の読書感想です

テーマは家族の悩み

『毎日かあさん』の作者で美容整形外科で有名な高須クリニックの高須克弥院長の恋人と知られる西原理恵子さんによる人生相談書。

10代から60代まで、様々な年代の方が、家族の悩みや相談をぶつけ、それを西原さんが答えるという内容になっています。

相談内容は浮気から暴力、子育て、様々。面白いのは、西原さんの受け答えです。

相談者の悩みに対しての返答が、欲言えば率直、悪く言えば下品で、身も蓋もない返答になっています。

相談内容のなかには、

・P18、30代、子育て中の妻の相談

旦那がももクロにハマって子育てを手伝ってくれない。

→旦那はATMにして、お金だけもらって新しい旦那を見つけましょう。

・P98、40代、モテ始めた妻の相談

旦那との関係に飽きたので、他の男性と関係を持ちたい。

→旦那にバレないのであればOK。子育てしっかりして、秘密を墓場までもってけるなら、大人も自由恋愛してもいい。

など、常識を疑うような過激発言もあります。

まぁ、この本は身も蓋もない下品な企画の本だと思うので、まじめに読むものでもありませんが。

気楽半分真面目半分

とはいえ、

「子どもの頃からきちんと勉強してきた子どもは我慢できる人間に育つ。バカは我慢がつまらないから、すぐに面白いことを選んで、バカをする。」(P23)

「親(特に母親)が人の悪口ばかり言うようなら、子どもも悪口ばかり言う人間になる。職場で人の悪口ばかり言う人がいたら、そういう環境で育った人。」(P31)

「夫が外で働き、妻が専業の場合でも、夫はお金の管理を妻に丸投げしない。外で働いていない女性は、経済感覚が育たず、お金の大切さが分からない。なので、夫も家計のことに権限を持つ。」(P37)

など、スカッとなるアドバイスも。

真面目なのかテキトーなのか、分かりませんが、楽しみながら読了できたのも事実。

「この本を真剣に読んでも、人生の悩みを解決することはできないかもしれませんが、良い気分転換になる。」

そんな本です。

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