賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶ。渡部昇一著『歴史通は人間通』を読んで

歴史通は人間通

元上智大学教授で評論家の渡部昇一先生の本の名言集、『歴史通は人間通』を読んだ感想です。

一冊の新しい本ではなく、渡辺先生の様々な著作の名言名文を、歴史、リーダー論、仕事、読書など、テーマ別にまとめているのが本書です。

タイトルで新作と思い購入しましたが、普段から渡辺先生の著作を購入されている方は、あえて買う必要はないかもしれません。

本書の内容について
内容ですが、「賢者は歴史に学ぶ!」という視点で、様々な内容が書かれています。

歴史から見たリーダー論や偉人に学ぶ生き方、日本人の起源や日本の神話、明治維新から第二次大戦の敗戦、そして自己啓発的内容まで、扱う内容は多様。

『戦争論』を執筆したときのクラウゼヴィッツの逸話から、二度の島流しで苦汁をなめた西郷隆盛の逆境と復活、自己実現には苦難がともなうこと、一流の品格ある人の特徴(「簡単に物事をあきらめない人」)、仕事との向き合い方など、どれも「ズバッ」と心に来る文章が満載。

感想など
歴史を題材にしていますが、「いろんな視点を学んで、現実生活に取り入れていこう、よい人間になろう」的な自己啓発的な本。偉人たちから学ぶこと、自己実現のために普段から意識して取り入れたいことなど、勉強になる情報がたくさんありました。

歴史を学ぶことの良さは、日本を作った先人たち、偉人たちの考えと行動を知ることができる点にあります。福沢諭吉や西郷隆盛など、歴史に名を残す偉人たちがどんなことを考えて、そしてどんな行動を起こしたのか。偉人たちの視点を学び、それを人生に活かしていく。

「賢者は歴史から学び愚者は経験からしか学ばない」という言葉がありますが、歴史を生きた先人たちから学び、そこから学べることを人生に活かしていく、というのが本書。

歴史と自己啓発に興味がある方は読んでみると面白いかも。

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