『本調子II プロは逆境でこそ笑う』の読書感想 – 人間力が試されるときをどう乗り切るか

本調子II プロは逆境でこそ笑う 成功への糸口が見つかる思考法

己の人間力が試されるのは逆境の時期。

清水克衛、西田文郎、喜多川泰、出路雅明、植松努著『本調子II プロは逆境でこそ笑う 成功への糸口が見つかる思考法』(総合法令出版)の読書感想です。

この本について

様々な著者による逆境論。

人生は登り調子、下り調子、いろんなときがあります。特に、人生のピンチ、下り調子にこそ、己の人間力が試されるときがやってきます。

そんなとき、慌てず心折れずどう対応していけばいいのか、本書ではその心構え、逆境のときに意識しておきたい心構え、アドバイスが満載の内容になっています。

以下、本書の読書メモです。

起こったことはしょうがない(P3)

人生ときに「勘弁してくれよ・・・」と悩んでしまうことがある。

しかし、起こってしまったことはどうしようもない。そのことに何か意味があると考えて、前向きに考える。

一つのことを追い求めること(P17)

「一芸に秀でるものはすべてに通ず」という言葉どおり、何か一つのことを一生懸命に追い求めていくうち、人生全てに通じる知識を身につけることができる。

仕事でも趣味でも、何でもともかく夢中になって一生懸命になること。そのことによって、人生全般で通じる知識、力を身につけることができる。

起こった問題は自分で解決できる(P22)

人生のピンチは自分で解決するしかないが、それは自分で解決できる。

問題を解決するための答えは、自分の中に眠っている。そのことに気がつくこと。

不安定なのは良いこと(P27)

人生、安定など幻想。もとから人生は不安定で、山あり谷ありが当たり前のこと。

人生山あり谷ありだからこそ、人は成長し、人生を楽しむことができる。ありもしない安定を求め、不安に屈するより、むしろ不安定な状況を自然なことと理解して、上手く付き合う。

良い努力と悪い努力(P69)

人間の努力には二種類ある。

1つは苦しみを楽しみながら行う努力。もう1つは苦しみを苦しいと感じて行う努力。

苦しくても楽しめる努力は、苦しくても自然に努力できるので問題ないが、イヤイヤする努力、苦しんでする努力は良くない。

どん底に落ちたら上に向かうだけ(P79)

どん底に落ちた人間は強い。

どん底に落ちたら、他人をアテにせず、独力でがむしゃらに生きるしかない。そうすることで、その人本来の力が開花し、どん底のマイナスがプラスに転化する。

辛いときこそ自分を信じる(P91)

人生の最後の最後まで付きそう人間は自分だけ。

辛い時、逆境のときは自分を信じれず、未来を信じることができないが、そういうときこそ、自分を信じる。自分を心の支えに、一歩一歩、前進していく。

失敗について(P123)

人生は思い通りにいかないことの連続。でもそれは、失敗ではなくて、思い通りにいかないことは自分にとって都合の悪いことにしかすぎない。

思い通りにいかないからこそ人は考え工夫して成長する。それが大事なことで、ダメならダメで工夫したり、もっと良いやり方を考えて、成長の材料にすることが大切。

お金を何に遣うか?(P228)

お金があれば、知恵と経験につぎ込む。

お金は時と場合によって、一瞬で価値を失うし、お金自体を失うこともある。しかし、お金で手に入れた知恵や経験は、誰からも奪われることがない。

だからこそ、お金をムダにせず、大切に扱い、知恵や経験など、価値のあるものに遣う。

企業の役割(P233)

社会に不足しているものを見つけ、提供する。それこそが会社の役割。それが世のため人のためとなり、儲けになる。

感想など

人生の逆境に心折れないための心構えが満載の本。

景気が良いというか、ポジティブで前向きな内容が多い本なので、ちょっと心がへこたれたときの栄養剤にできる、そんな本だと思います。

言葉一つで人の気持ちは変わります。

心をしっかりどっしり保つため、良い言葉、前向きな言葉を、適宜補給したいものです。

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