『タイプがわかればうまくいく!コミュニケーションスキル』の読書感想 – 最低限押さえたい対人コミュ力の磨き方

タイプがわかればうまくいく! コミュニケーションスキル

コミュニケーション力は人との出会いで損をしない力。

谷益美著、枝川義邦著 『タイプがわかればうまくいく!コミュニケーションスキル』の読書感想です。

この本について

人を4つのタイプに分類し、タイプごとのコミュニケーションの取り方を説明した本。

基本的なコミュニケーションの考え方を押さえつつ、人間関係作りをしていくための考え方を解説。人間関係で損しないための、基本的なコミュニケーションスキルを学ぶことができます。

以下、本書の読書メモです。

4つのタイプ(P18)

人には性格、考え方、いろんなタイプがある。それらを大まかに分けると次の4つに分類できる。

1・現実派

リーダータイプ。人から指図されるのがイヤで、自分で考え、行動していく。自分のことは自分で決めるので、人からほめられても心は動かない。

2・感覚派

仕事もプライベートも楽しむタイプ。祝い事やイベントが好きで、何事もやってみる系の人。

3・協調派

人間関係重視の人。「人のために何かしてあげたい」という気持ちがあり、人に役立つことで自己重要感を満たしたい系の人。

4・思考派

何事も計画を立て、コツコツやっていく頭脳系の人。粘り強く、頑張る人。

人との接し方は変えていい(P52)

人にはいろんなタイプがいる。同じように接しても、ある人はOKで、ある人にはNGになる。

だから、大切なのは、「この人はどう関われば心に響くのか」という視点を持ち、それに応じて人との接し方を変えていくこと。

対人関係は柔軟性を持つことが大切。

これだけは徹底する(P100)

人間関係において笑顔と「ありがとう」という言葉はセットでクセにした習慣。最低限、それを守っているだけでも、人間関係は全然違ってくる。

コミュニケーションの考え方(P117)

人生ではいろんな人と出会う。そのなかで、良い出会いもあれば、なかなか良い関係になれない出会いもある。

出会いをムダにせず人と良い関係を築くため、必要なコミュニケーションの戦略を考えておく。大まかな考え方はこちら。

1・「この人と関わる必要があるか?」と自問する

ここでNoなら、その人からフェードアウトしても良い。関わってはダメな人と距離を置くのも大切なこと。

2・ゴール設定

この人とどんな関係になりたいのか、そこを考え目標を決める。

3・行動計画

ゴールに向かうためにどうする必要があるのか、具体的な行動を決める。

4・反省と振り返り

人間関係の難しいところは、こちらが行動を起こしても、相手は自分の思い通りになってくれないということ。

行動を起こし、何が上手くいってダメだったかを反省。振り返って、ダメなところを改善し、やり直す。

質問上手3つのフレーズ(P153)

コミュニケーション力が高い質問上手の人が使う3つのフレーズ。

1・質問してもいいですか?

2・○○とはどういう意味ですか?教えて下さい。

3・なるほど、○○ということですね。ありがとうございます。

人と接するときの三か条(P160)

人間関係で感じの良い人になるための3つのポイント。

1・自分ができることをわきまえる。

→人はそれぞれ、自分の人生に責任を持つ。結局人にしてあげられることは限られている。人には、話を聞いてあげるとか、できる範囲のことをしてあげればいい。

2・安心な場を作る。

→人から聞いたことは他言しない。「この人は信頼できる!」と思われる言動をする。

3・相手の話を評価せず聞く。

→人の話は「良い・悪い」の評価をせず、ニュートラルに聞く。自分の意見を言うのもありだが、相手を否定したり、オレオレオレで自己主張しすぎるのはなしで。

声をかけるタイミング(P229)

異業種交流会やセミナー、勉強会に参加すると、いろんな人との出会いが待っている。ただ、声をかけなければ出会いのチャンスを生かすことができない。

ではいつ声をかけて、参加している人と仲良くなればいいのかというと、席に座るときのタイミングが一番自然。

「こんにちは、この席いいですか?」→「どちらからいらしたんですか?」こんな具合、さっさと自分から声をかけること。

表情に気を使う(P247)

人の表情や態度は想像以上にその場に大きな影響力を発揮する

場の空気を作るのはその参加者の表情や態度。普段から自分の表情、感じを鏡でチェック、印象力を磨く(笑顔を練習するなど)こと。

感想など

人間関係のタイプ云々はおいておいて、コミュニケーションの考え方が勉強になった本。

普段の自分のコミュニケーションの仕方を振り返りつつ、この本を読んでみるといろんな発見があります。

普段の何気ない行動が、人間関係を良い方向にも悪い方向にもしていて、そう考えると、コミュニケーションは本当に難しいなぁ、と。

でも、人との関わり方・接し方をより良くしようと意識するかしないか、そこはきっと大きな差となってくるのだと思います。

まずは小事徹底、表情とか態度とか、そういうところから意識しだすことが、人間関係を良くするためのスタートになるのかもしれませんね。

本はこちら