鉄道員の日常は結構つらい?『鉄道員裏物語』の読書感想

鉄道員裏物語―現役鉄道員が明かす鉄道の謎

駅で働く駅員の日常とは。

大井良著『鉄道員裏物語―現役鉄道員が明かす鉄道の謎』(彩図社)の読書感想です。

この本について

元私鉄職員(今は違うのでしょうか)による著者の駅員経験物語。

著者が一人の鉄道員として見てきたこと、経験してきたことが物語調でまとめられている本で、「駅」という身近な場所で働く駅員たちの実態が、ほんの少しだけかいま見られる本です。

本書は、

・第1章「鉄道員の事件簿」

・第2章「誰も書かなかった鉄道の秘密」

・第3章「世にも奇妙な鉄道の世界」

という3章構成になっていて、普段駅員はどんなことをしているのか、痴漢はどう扱うか、電車が止まったときなど、駅員の日常の一コマの話題が中心になっています。

感想など

タイトルにが思わせぶりだったので、「面白い話があるかな」と思って息抜きに読んでみました。

人身事故などのグロい内容も少しありますが、文章が柔らかいからか、それほど衝撃的ではありません。

人身事故の法則というページがあって、「季節の変わり目、春先など鬱々とする時期は人身事故が起こりやすい」という指摘は、人が弱り目になる時期があることを示しているのかもしれませんね。)

痴漢を捕まえた時や、鉄道員の生態(オタクやヤンキーが多いそう)、面倒な乗客(キレる迷惑系の客)の対処など、駅員の日常を物語調で面白くまとめた内容が多いです。

「裏物語」という思わせぶりなタイトルがついていますが、ミステリックで過激な内容はあまりないのでご注意を。

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