視覚や聴覚、人の情報処理能力には天性がある?『天才と発達障害』の読書感想

天才と発達障害 映像思考のガウディと相貌失認のルイス・キャロル (こころライブラリー)

岡南著『天才と発達生涯 映像思考のガウディと相貌失認のルイス・キャロル』の読書感想です。

本屋さんでタイトル買いした本で、学習障害や発達障害の本かと思って購入しましたが、人の認知能力の違いを分析した認知心理学的な本でした。

内容を要約すると、「人にはそれぞれ、目や耳など感覚器の感度が違って、視覚優位の人、聴覚優位の人がいるそう。そして、この違いによって、発揮しやすい能力が異なってくる」という内容の本です。

その例として、本書では、サグラダファミリアで有名な建築家のガウディ(視覚優位の例)、『不思議の国のアリス』で有名なルイス・キャロル(聴覚優位の例)など、特定の認知能力に偏りのある天才を題材に、感覚器の偏りが、能力や仕事にどのような影響を与えているのかを分析しています。

視覚優位の人はモノの形や人の顔、具体的なイメージ描写が得意で、映像によって情報を処理できるため、一度に多くの情報を処理できる力に優れているそうです。

一方、聴覚優位の人は、言葉や音に敏感で、言語力や文字、言葉に対する能力が優れているそう。言葉を聞いて、順次に物事を理解していく力に優れており、語学関連や音楽、小説家にはこの聴覚優位の人が多いそうです。

このように、人にはそれぞれ、感覚器の認知力にもとから違いがあって、偏りがあるそう。なるほど、勉強にしても仕事にしても、自分のタイプを知って、それに適する方法で行えば、より上手くやれるようになるのかもしれません。

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