『いい人生は、最期の5年で決まる』の読書感想 – 結局人生、終わり良ければ全て良し

いい人生は、最期の5年で決まる (SB新書)

人生後悔しない。それさえできれば、どんな最期でも満足できる。

樋野興夫著『いい人生は最期の5年で決まる』(SB新書)の読書感想です。

この本について

人生の週末をいかに過ごすべきかを説いた本。

人生で後悔しないためにどんな日々を遅ればいいか、様々な気づきが得られる一冊となっています。

以下、本書の読書メモです。

はじめに(P16)

私達は人生に様々なことを期待する。しかし、大切なのは、人生が自分に期待していることに気がつくこと。

人にはそれぞれ人生で役割がある。それを果たすことこそが、自分の人生を生きるということ。

自分と人を比べること(P38)

他者との比較に悩むのは人生を生きる上でよくある悩みだが、一刻も早く自分と他者を比較して「自分はダメだ・・・」と悩むのをやめること。

人と比べるなら自分の足りないところに目を向けるのではなく、相手の良いところを見つけ賞賛するだけでいい。

自分には自分の良さがあるのだから、いちいち自分と他人を比べて、自分を卑下する必要はない。

苦しみの価値(P48)

苦しみや悲しみがあるからこそ、人は忍耐する。忍耐によって品性が生まれ、品性によって希望が生まれる。そうやって、私たちは人間性を高めていくことができる。

自分のペースを保つ(P119)

人生、人には人のペースがある。無理に周りに合わせなくても大丈夫。自分のペースで一歩一歩、前へ進んでいくことが大切。

人間関係について(P125)

結局人は人を必要とする。人によって傷つくけれど、人によって救われる。人間関係は近づきすぎず、かといって遠すぎず、ほどほどの距離を保ち、付き合っていく。

個性とは(P148)

個性は模倣、真似から生まれる。良い師良い友から学び、彼らの良いところを自分のモノにしていく。そうやって自分の個性も磨かれる。

感想など

「人生いろいろあるけれど、最終的には人生の週末にいかに人生を総括したか、そこが幸せな人生だったか不幸な人生だったかを決めるのかもしれない」

そんなことを感じた本。

終わり良ければ全て良し、人生前半部に不幸続きでも、後半から盛り返して最後にはめでたしめでたし。そうなれば人生も良かったと満足できる。

でも逆に、人生前半部が良すぎたら、もしかしたら後半部は物足りないのかもしれません。

そう考えると、人生若いときに悩んで挫折して、どん底を味わっておくのは、長い人生悪いものではないのかもしれません。

何にせよ大切なのは最期。自分の人生という物語が幕を閉じようとしているとき、どんな心持ちでいられるか。後悔なく生きてこれたか。恥じることがないか。

そのときこそ、自分の生き様がカタチになるのかもしれませんね。

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