人生で大切な「今すぐやる」という習慣。『いつやるか?今でしょ!』の読書感想

いつやるか? 今でしょ! (宝島SUGOI文庫)

人生最良のタイミングはいつも「今」。

林修著『いつやるか?今でしょ!』(宝島社)の読書感想です。

この本について

「いつやるか?今でしょ!」のキャッチフレーズでお馴染み、カリスマ予備校講師の林先生の本。

・あいさつは平等にしよう!

・相談を受けたら正論はダメ、こうやって答えよう!

・結果を出すためには物事は「逆算」で考えよう!

など、人生に役立つヒントが満載の内容になっています。

以下、本書の読書メモです。

あいさつでその人が分かる(P14)

自分より上の人にはペコペコあいさつして下の人には挨拶しない人、どんな人にも丁寧にあいさつする人、「あいさつ」という行動を見ると、その人が分かる。

打算的な人はあいさつも打算的。誰に対しても同じようにあいさつをし、「こいつは打算的な野郎だな」と思われないこと。見ている人は見ている。

思考をクリアにする対比(P31)

物事の考え方は対比を基準にすると分かりやすい。

良い悪い、成功失敗、2つの対比軸を設定し、それをもとに考えていくことで、問題が明瞭に、解決策を見出しやすくなる。

相手が思っていることを察する(P55)

コミュニケーションで大切なことは、相手が何を言わんとしているのか、何を話したいのかを察すること

特に、人から相談を受けたときは、「自分はこう思う」より、「この人は何が言いたいんだ?」を察することが大切。

相手の話をよく聞いて、相づちに感情をこめる。そして、相手の話の中、相手が持っている答えを察して、それを自分の考えのように話す。

そうすると、「この人は自分のことを分かってくれる!」と思ってくれ、相談者もスッキリする。

おすすめ本を読まない(P57)

本は出会いの一つで、読むべき本は読むべきタイミングがある。

「これだ!」と思ったもの、読みたいと思った本を読むのが読書の醍醐味。だから、他人軸のおすすめ本を読んでもそれはあまり意味がない。

おすすめ本は参考にせず、自分でアンテナを広げて、それに引っかかった本を読んでいけばいい。

孤独について(P65)

友だちは少ない方がいい。

必要以上に友だちがいると、自分の時間が持てなくなり、いつも誰かとつるむような一人ではいられない浅い人間になってしまう。

特に、若いうちは一人でいる時間を大切にした方がいい。側に誰もいなくて一人きりでいる、そんな孤独な時間を過ごすことが将来の財産となる。

堂々と一人でいることができれば、それが人間的な魅力になり、自然と人が集まってくる。そのなかには、「真の友」がいるかもしれない。

できる人の考え方(P79)

できる人、結果を出す人は、自分が何ができてできないのか、何をすべきですべきでないのかを知っている。

「これはムダだ!」と判断したこと、「できない!」と思ったことはバッサリ切り捨て、できることに集中する。

無理なことはさっさとやめて、与えられた選択肢のなかでベストを尽くすので、結果を残せる。

やっぱり名前には意味がある(P97)

いわゆるDQNネームの話。

成績上位の子どもは明子や宏美など、誰でも読める普通の名前が圧倒的に多い。一方、成績が悪い子どもの名前は、「これなんて読むの?」という名前ばかり。

子どもの名付けには親の考え方が反映されていて、そこにはいろんな考え方があるのも確かだが、普通に読めないような名前をつけられた子どもは、名前を誤読されてイヤな思いをしたり、わざわざ人に自分の名前の読み方を説明する煩わしさを抱えて生きていくことになる。

だからこそ、物事の本質が分かっている親は、子どもに奇抜な名前はつけない。できる親ほど我が子に普通の名前をつける。親が物事の本質を分かっているので、自然とその子どもも優秀になる。

相手の権威トレンドを見抜く(P108)

学歴や容姿、所属会社、人にはそれぞれ、権威を感じやすい権威トレンドがある。

相手の権威トレンドを見抜くことができれば、権威トレンドを利用してこちらの意見を通すための材料にすることができる。

例)

学歴に権威トレンドを持つ人に対して

→「私は○○大出身なのですが」と学歴を示す。それによって、学歴に権威トレンドを持つ人は、「この人は○○大出身の人だから話を聞いてみよう」という気持ちになりやすくなる。

こだわりは最小限でOK(P126)

こだわりが多いというのは良くないこと。

こだわりが多いのは、自分の判断基準に重きを置きすぎていることで、自分の価値観や考え方に固執していることでもある

大物は案外こだわりが少ない。自分の考え方とは違う考え方を受け入れる、懐の深さがある。

「ぜったいにコレ!」というこだわりは1つか2つ、少なくていい。視野を広げ、いろんな考え方があることを知り、柔軟に受け入れる。

人生の流れについて(P158)

人生にはいい流れのとき、悪い流れのときがある。

いい流れが来ているときは積極的にガンガン行動を起こす。そうすることで、流れに乗って、良い結果を手にすることができる。

大切なのは、悪い流れのとき。

悪い流れのときに大切なのは、ジタバタせずじっとしていること。必ずまた流れが来る、そのことを信じて耐えぬく。目の前のことを、誠実に淡々とこなしていく。すると、ある時点で流れが変わり始める。

流れの悪いときは雌伏のとき。焦らず腐らず、時期を待って耐えるべし。いつか、必ず流れは変わる。

勝てる場所で勝負する(P167)

人生で勝つ秘訣は、大した努力をしなくても勝てる場所で勝負すること。努力するのに努力を感じない、そういうことで勝負すること。

感想など

「こんな考え方があるのか!」と勉強になる話が満載で即読了。

「いつやるの?」の先生というイメージだけで読んでみましたが、やっぱりスゴイですね。文章はめちゃくちゃ分かりやすいし、話も面白い。

私は独学で大学受験したので予備校に通った経験はないですが、面白い先生の話って、多分ずっと記憶に残るものだと思います。

もう受験勉強はごめんですが、林先生の授業を受けてみたい、そんな気分になった本でした。予備校の先生の本は、なんというか、「頑張るぞ!」という気持ちが湧いてきていいですね。

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