菅谷信一著『小さな会社の魅力と集客が10倍アップするホームページの作り方』(ソシム)の読書感想です。
この本について
ウェブサイトやYouTubeなど、ネット力を最大限生かしてビジネスを展開している著者が、小さな会社の社長さん向けに、
「御社がネットでガンガン集客するためにはこんなHPを作る必要がありますよ。やるべきことはこうですよ」
ということを分かりやすく解説している本。
内容を端的に表現するとずばり「具体的」。
・そもそも、まず何のためにHPが必要なのか?
・HPを作ってそれをどうすれば、売上につながるのか?
・そのためにサイトをどうやって更新すればいいか?
・どんなコンテンツを追加していけばいいのか?
など、ともかく実践的な内容が中心。
特に、本書は具体例が豊富で、
・何のためにこのようなサイトにしているのか?
・工夫しているポイントはどこにあるのか?
など、HPを戦略的に活用している会社の特徴が理解できます。
感想など
今のご時世、ネットの力は本当に驚くべきほど強いです。
人が集まるウェブメディアを持つことによって、個人であれ法人であれ、形態に関係なく、ビジネスをすることができる、つまりお金を稼ぐことができます。
その可能性に気づき、そして成功するためのポイントを貪欲に学んでいく人は「ホームページはスゴい!」ということを実感していきます。
私もブログやらいろんな書いているものの、本当に実にウェブメディアのスゴさを実感。これを可能性と言わずして何と言うのかと、鼻息を荒くしてしまいます。
本書の場合、何が驚いたかというと、自社のビジネスを具体的に加速させるためにそもそも何をすべきなのか。
そして、気づいたことをどのようにホームページに追加していけばいいのか。その手順が具体的かつ明瞭なこと。
ホームページにどんなコンテンツを載せるのか、それこそが実はアクセスや売上など、重要なところにつながっていきます。
この意味で、ホームページはただ公開するだけではダメで、しかるべき考え方に基いて、ホームページを作り、集客していくことが大切です。
本書はその過程とポイントを惜しまなく公開しています。
早い話、本書のUSPの洗い出し方など、書かれていることをそのまま実践するだけ、他社とは差別化できるホームページを作ることができます。
個人的にはその手順を勉強できただけでも十分読んだ価値があったと感じています。
ということで、ホームページ関連のノウハウ書としてはかなり実践的な内容。今後も定期的に読み返してヒントを得たいくらい勉強になった本でした。