『「月曜日がゆううつ」になったら読む本』の読書感想 – 「また月曜から仕事か・・・」と不安なとき

「月曜日がゆううつ」になったら読む本 ―仕事で疲れたこころを元気にするリセットプラン39

日曜の夜、ゆううつにならないためにできること。

西多昌規著『「月曜日がゆううつ」になったら読む本 ― 仕事で疲れたこころを元気にするリセットプラン39』の読書感想です。

この本について

「日曜の夜になると、仕事のことを考えて不安になる。また大変な一週間になりそうで、落ち着かない。できれば、出社したくない・・・。」

という人のための本。

著者は精神科医で、医者の視点から、仕事のことで不安にならないためのアドバイスや、不安や緊張を和らげる39のアドバイスが掲載されています。

以下、本書の読書メモです。

暗い気持ちや悪いことが頭に浮かぶとき(P22)

ネガティブな気持ちになり、イヤなことばかり頭に浮かぶようなら、違うことをする。散歩をしたり体を動かしたり、とりあえず考えるのをやめて、別のことをして、気を紛らわせる。行動で気分が変わることもある

自信が持てないとき(P24)

物事が上手くいかないとき、失敗が続いて自信をなくしそうなときは、やれば必ず上手くいくこと、簡単なこと、小さな行動でできることをやる。どんな小さなことでも、それができれば、脳内でドーパミンが出てきて、気持ちや状況も変わってくる。

ポジティブ思考の注意点(P30)

どんな状況にもプラスの部分を見出すポジティブ思考は、もともとアメリカ人の考え方で、アメリカ人だからこそ効果的な場合が多い。

アメリカ式のポジティブ思考が、我々日本人にあっているかどうかは疑問で、状況によっては、むしろマイナス思考になる方が、日本人には良いときがある。

悪いことを考えないために(P45)

夜寝る前に悪いことが浮かびそうなら、良いことを考えて打ち消す。今日あった良かったこと、できたことなどを思いめぐらす。

将来が不安なときは(P49)

先が見えず、将来が不安なときは、先の未来を考える必要はない。とりあえずは目先のことだけ考えて、小さい達成しやすい目標に努力を集中させれば良い。

体を動かすこと(P60)

現代人は体より心に疲労をためやすい。その理由は、脳ばかり働かせ、体を動かす機会が減っているから。

心が疲れないよう、体を動かすことで、脳内のセロトニン神経を活性化させる。すると、気分が安定し、不安や緊張も和らげることができる。

威張る人の心理(P97)

威張る人は自信のある人ではなく不安を抱えている人。不安があるから、人に対して威圧的に出てしまう。威張る人がいたら、「この人は余裕がないのだな」と適当に受け流せばよい。

感想など

20代の終わり、安定した職業に再就職したときのこと。

毎週日曜の夕方になると、決まってゆううつな気持ちになっていました。それをサザエさん症候群と言うそうですが、「月曜日、仕事行きたくない・・・」という気持ちの切実さは、深刻なものでした。

理想を言えば、月曜日を迎えることに不安を感じないようにするためには、転職したり環境を変えるのが一番なのかもしれませんが、今の御時世、身の振り方を誤ると、人生がどんどん難しくなっていきます。

対処療法でも、とりあえず辛い環境を乗り越えれば、結果OKになるかもしれません。

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