出会いをムダにしない人のこんな習慣。
久米信行著『すぐやる人の「出会う」技術』(かんき出版)の読書感想です。
『すぐやる人の「出会う」技術』について
仕事も人生も楽しくなる出会いについて技術を解説している本。
SNSに加えリアルでどのように人と出会い関係を作っていけばいいか、出会いのノウハウが分かりやすく学べる内容になっています。
以下、本書の読書メモです。
こんな人に声をかける(P48)
人とは違った雰囲気を持つ人、集団からあぶれている人、少し変わった人。こういう人にこそ、積極的に声をかけていく。
自分を成長させ変化させてくれる人は、自分と違った人。同質の人とつるんでいては、新しい発見や学びは得られない。
自分とは違う人たちや真逆の人たち。彼らこそが、未知の自分を引き出してくれる。
人を見抜く達人になるには(P52)
人を見抜く目は人生経験によって磨かれる。とくに、人生の修羅場を経験することで、人を見る目は格段に磨かれる。
誰が本当に信頼できて、誰を信頼してはいけないのか。地獄を味わったからこそ、曇りなく人を判断できるようになる。
大切にすべき縁(P68)
人生では地縁や血縁などいろんな縁があるが、特に大切にしたいのは網縁。
これは自らが切り拓いていく未来への縁であり、自ら縁を作り出していこうとする行動が、価値ある縁を引き寄せる。
キーワードは「好き」(P100)
人とのつながりは「好き」でつながるのがよい。
人は、自分の好きなこと興味があることに関心を持ってくれる人に好感を持つ。「この人と仲良くなりたい!」と思ったら、相手の好きなことに興味を示し、尊重すること。
新しいご縁を探すなら(P141)
新しいご縁を探すときは、
1・同年代の人がいない
2・同郷の人がいない
3・同じ出身校の人がいない
4・同業種の人がいない
5・同じ趣味の人がいない
など、自分と全く接点のない環境に飛び込むのが良い。
自分にとって居心地が悪い環境ほど、未知なる自分に出会える可能性がアップする。
感想など
人生はご縁。ありきたりですが、人とのつながりは本当に大切なもの。
現実問題、人生では自分の人生を根本から変えてしまう、そんな決定的な出会いがあります。だから出会うべきときに出会うべき人と出会うことこそが、人生で大きな意味を持ってきます。
では大切な出会いを逃さないためにはどうすればいいか?
それがこののテーマ。いかに人とのつながりを作っていくか。どうやって新しいご縁を探していくか。この本で、人とのご縁を大切にするための考え方が学べます。
結局人生にムダな出会いなし。人生での様々な出会いを大切にしたいものです。