本当の人脈は肩書よりも共感で作る。『ゆるいつながり』を読む

ゆるいつながり 協調性ではなく、共感性でつながる時代 (朝日新書)

これからの人間関係は「肩書」ではなく「共感」で築く。

本田直之著『ゆるいつながり 協調性ではなく、共感性でつながる時代』(朝日新書)の読書感想です。

この本について

新しい時代の人間論について語られている本。

内容をざっくりまとめると、今後の人間関係の基本は肩書よりも共感。

ひたすら名刺を配って、表面的な人脈を作っていくことはまさに時間のムダであって、そんなことをするなら、自分の考えや主張をSNS等で主張して、それに共感してくれる人たちと、ゆるーくつながっていく。

これこそが、新しい時代の人とのつながり方になっていくというのが、本書の主張です。

そのため必要なのは自分が相手に何ができるのか。人への貢献が大切だという話(P4)で、自分自身に価値がなければ、人に価値を与えることは不可能。

自分をしっかり磨きつつ、人に与えられる、貢献できることの大切さが説かれています。

感想など

人間関係については、新しい時代の人間関係論というより、至極まっとうな考え方が述べられているな、という印象。

人に貢献するためにはそもそもまず、自分自身が何らかの価値(能力やスキル)を持っていることが前提なわけで、そのために自分の価値を高めるための努力は不可欠。

そして、相手が何を求めているのかを想像する人としての基本的な感性は、ビジネスプライベート問わず、良い人間関係を築くための大切なポイントです。

本書では人との新しいつながり方についてのいろいろな云々が紹介されていますが(P102)、その本質的な部分においては、やっぱり人間的な部分。

自分だけでなく相手をきちんと思いやること。それなくしては成り立たないものであることを実感します。

個人的には「肩書」よりも「共感」でつながっていく(P158)という本書の主張は賛成。

人を見るのは表面にあらず。本質的なところを、しっかり見つめたいものですね。

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