『信長の野望 大志』 無印最終アップデート版をプレイ。今後の期待をこめてPKを予約。

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2017年11月30日発売の『信長の野望 大志』にPKが発表されるという情報を入手。

それで、PKのプレイ動画を見たところ、いくつか気になる点はあるものの、決戦での仕様変更など、ワクワクしている自分を発見。

そこで改めて無印の評価をチェック。

PKを購入するかどうかの決め手とするため、アップデート&すべてのDLC配信が完了した無印版を100時間ほどプレイ。

改めて、最終評価を語りたいと思います。

はじめに

傑作だった『創造PK』からの期待を込めて発売日に購入した『大志』。

AIが導入された大名の思考や、決戦など、宣伝を見て大いに期待をしていたものの、いざプレイしてみると・・・。

・内政が無意味

・決戦をスキップできない→ゾンビ兵相手にプレイヤーのリアル戦意喪失

・プレイヤーユーザビリティに一切の配慮なし

など、出来としては擁護できないレベルの残念さ。

自分と同じ感想を抱いたプレイヤーが多数いたようで、Amazon等のレビューを見ると、その感想は納得できるものばかり。

正直なところ、発売当初はフルプライスでの購入を強く後悔させられましたが、幾度のアップデートを経てついに無印が完成。

発売当初と比べると、驚くほどゲームとして改善が見られています。

普通のゲームとして楽しめるレベルに改善

まずは上杉家でのプレイ。

謙信でプレイスタート

基本的に商圏はやることが同じで、プレイヤーが介入する意味がほぼないので完全委任。

農業、評定も面倒なので委任。自分は領土拡張&武将配置だけに集中する環境でプレイしています。

プレイ環境

アップデートで追加された施設に関しても正直細々として面倒。

なので、兵数が少ない戦場のみ、巡見所を設置するだけであとは完全に委任しています。

施設

個人的に『信長の野望』をプレイして楽しいのは謙信。

大志では強豪のなかでは最弱大名の一つである上杉謙信ですが、自分がプレイする大名として、やはり謙信はプレイのしがいがあります。

『信長の野望・大志』で納得がいかないこと。それはCPUの上杉謙信が弱すぎること

決戦では謙信出陣で部隊の士気がアップ。

発売当初は士気の設定の不具合で、全くの効果が無意味な状況でした。それが改善された今では、配下たちが驚くほどタフになります。

そして、決戦での強さ以上に好きなのが、敵がどんどん降参してくること。

決戦→勝つ→交渉の使者が来る→臣従の申し入れ→数年後に領土吸収

このステップで、決戦することなく、領土を拡張できます。

謙信でプレイするなら、東は南部家。安東家、伊達家(政宗が大名ではないとき)、そしてあの北条氏政でさえ、臣従の申込みを提案してきます。

従属の提案

CPUの謙信は悲しいくらい弱いのは変わらずですが、自分がプレイすると本当に快適です。

CPUの謙信

最新verをプレイして気づいたのですが、CPU謙信も、シナリオによっては行動パターンが変わるシナリオがあります。

具体的には1570年の信長包囲網。

このシナリオでは、ある程度の時期までは、「上洛」の志を示し、加賀、越前に攻め込み信長と戦います。

謙信が金ケ崎城まで占拠したのを見たときは正直、感動しました。

ただし、能登を先に織田に取られた場合、能登で信長軍に負けまくり、西に進むことはありません。

という感じで、謙信ほか、勝頼などいろんな大名で100時間近くプレイしました。

感想としては、無印最終Verでは発売普通に楽しめるくらい、没入感のあるゲームに改善されています。

発売日に買って人と、今買ってプレイする人では、本当にゲームの評価が180度変わります。

北条無双は変わったか?

『大志』においては強い大名と弱い大名。その設定が露骨で、一部大名家は異様なほど優遇されています。

その代表が北条家ですが、全体から見ると、多少はおとなしくなった印象です。

ただ最終Verにおいても思考ルーティンが優遇されているよう。

他家が一方面からしか部隊を進軍させないのに、北条は複数進軍が当たり前。

北条家の多方面進軍

領土が小さい大名なら、抵抗らしい抵抗ができずに消えていきます。だから佐竹家も秒速で滅亡します。

北条家の多方面進軍2

ただ、無印最終Verをプレイしてみると、AI的に優遇されているのは北条だけにあらず。

南部、織田、長宗我部。この3家も北条同様、異様に優遇されています。

ちなみに決戦で異様に強い徳川家。

決戦をすればいつも身の丈に合わない兵数で出陣してくるので、速攻で兵糧切れを起こすアホなAIになっています。

徳川家の滅亡前夜

決戦がスキップできなかった当時は戦うのが面倒でしたが、今は一切決戦をしなくても、兵糧切れを狙って楽に滅亡させることができます。

なので、脅威度はゼロ。優遇されているようで、冷遇されている大名の典型かもしれません。

ちなみに南方の雄である島津も同じ。アホみたいに大量に兵を動員して出陣するので、複数のルートで出陣しにらみ合い。

すると速攻で兵糧切れを起こすので、あとは一つ一つ城包囲して落としていくだけの作業に成り果てます。

中国の雄、毛利も領土の広さの割には異様に弱いです。決戦そのもので弱いのはもちろんのこと、自動スキップでもラクラク勝てます。

上杉と並び毛利も、悲しいほど弱く、目に見えて冷遇されている感を感じます。

一方で、大正義の織田信長は桶狭間以降は本当に強い。

やっぱり強い織田家

毎回同じように勢力を拡張させ、本能寺を起こさせないようにしている場合は、最強の敵として君臨し続けます。

決戦スキップするにも、判定で過剰に優遇されており(後述)、恐ろしいほど、領土を拡張させていきます。

問題点も相変わらず残存

ということで、無印の最終verをプレイしている限りにおいては、普通におもしろいです。

単純でやれることは少ないですが、少なくとも発売当初に憤慨してしまったときより、印象は大きく変わっています。

もちろん、全ての問題が改善されているわけではありません。

決戦では相変わらずせこい難易度調整のまま。

・こちらの統率90の武将の騎馬部隊が敵の潰走した歩兵に追いつけないで追撃してるのに距離をあけられまくるが、こちらの潰走した部隊は追撃されまくって兵が減りまくる

・こちらが鉄砲隊で出陣、決戦すると敵が歩兵や騎兵だと季節問わず雨ばっかになる

など、露骨に「プレイヤーを不利にしたろ!」な調整はそのまま。

なのでまともに決戦するとアホらしいので、初戦は我慢して決戦。2戦目以降は全部スキップで済ましています。

それと、相変わらず決戦の集結地点のアホなプログラムはそのまま。

本願寺とか領土が離れた大名でプレイしていると、敵から攻められたときにすぐ近くの場所に集結せず、なぜか遠方の領地で集結するという、弁護の余地がないダメ仕様がそのまま残っています。

例)

長島城に信長が攻めてくる→包囲される前に長島城の武将を出陣させようとする→なぜか集結地点が尾山御坊に(遠方で集結)

このため、場外決戦を挑むことになるのですが、相手が信長だと織田優遇判定あり(後述)。

巡見所(レベル2程度だと余裕で負けます)を立てて兵数を有利にしたとしても、自動スキップだと負ける仕様に。

包囲されて出陣すれば敵が陣を確保しているので決戦は極めて不利。最初からきちんと出陣できていれば手動でも勝てるのに、おかしな仕様です。

幾度もアップデートを経ているにも関わらず、未だこういう欠陥システムが残っているのを見ると、集結地点という仕様そのものに、致命的な問題があるのかもしれません。

最終verにおいては、普通にゲームとして楽しめるレベルには改善されており、ゲームそのものの評価を毀損する意図はありません。

しかしながらこの集結地点の意味不明さ、集結地点選定の不自然さは、商品としての品質に疑念を抱かざるを得ないレベルのひどさです。

このような問題点が残っている無印ですが、大志のウリである決戦そのもののアイディアは今後に期待したい内容。

PKの動画で見たような、ガチな仕様の内容は興味津津。

上記例のような、集結の弁護の余地がないダメな仕様の改善及び、せこい調整でプレイヤーの戦意を削がない仕様になっていることを期待しています。

その他バグや不満点など

ちなみに、相変わらず決戦スキップの判定で意味不明な判定。おかしなバグ、不具合も残っています。

決戦スキップ

その代表が織田信長。

織田信長軍は明らかに決戦スキップ判定で過剰に優遇されてます

・こちらが戦意マックスで織田家戦意最低、おまけに織田軍にはゴミ武将何人もあり

・決戦地は守備側優勢↑↑でこちらが守備側

・兵数同等、もちろん武将は全員S級で足軽兵+鉄砲隊完備

・周囲に砦も巡見所もなし

この条件なら、織田信長相手に決戦スキップすると、普通に負けます。こちらの方が兵数が多い戦場でさえ、信長軍だと負けることが多々あります。

絶対勝てるのは、戦場の兵数上限が大きく、こちらの兵数が信長軍より1万以上大きいときです。

基本的に自動スキップは兵数優遇で、信長以外の大名なら、敵よりも兵数が有利な場合は勝ちます。

が、信長の場合は違う判定が適応されているようです。

こういうズルい調整はPKではなんとかして欲しい話。初戦決戦するのはいいけど、毎回決戦させられるのはやっぱり違う話なので。

そのほか気づいたのは、上杉政虎がいつまでも謙信にならないバグ、川中島合戦イベントが起こるバグなど。

川中島合戦のバグ

講話したのに信玄はセルフ兵糧攻めを継続。最後は1000人の部隊になっても川中島に残り続けます。

別に実害があるわけではないのでいいですが、なんだかなぁ。

そのほか気づいたバグ及び不具合

・敵が進行ルートですり抜けてくる問題。敵の進行ルートに布陣しているのに敵がこちらをすり抜けていく不具合

自然災害は完全に無意味な要素

それと最後、未だにゲームそのもののマイナスと言っていいのが災害。

アップデート前から台風、疫病、地震、毎年「絶対」と言っていいほどマイナス要素がプレイヤーに発生する無意味な仕様。

これも最終verでも相変わらず。

台風は毎年。疫病は2年に1回。これだけでもやる気をそがれますが、3年連続で自分の領地に地震が発生したときはさすがに呆れてしまった。

おまけに地震の2ヶ月後に台風だし。

『信長の野望・大志』の地震が理不尽すぎる件

プレイヤーの拡張を防ぐ仕様かもしれませんが、災害の回数が多すぎるし、戦争して手に入れた領地にピンポイントで地震が来るとか、仕様がセコすぎ。

これだから無印は内政のやる気価値がないんですよね(委任でOK)。

頑張って内政で施設建ててもすぐに災害でレベルを下げられたり壊されるので。ここらへんは相変わらず無神経な仕様になってます。

PKだと最初からオフにできないかなー。

好意的に評価すると

以上、マイナス部分を書いてきましたが、プレイをしていて致命的な不具合はありません。

また、ゲームバランスに関しても、発売当初に比較すれば、格段にマシになっています。

この意味で、製品的には十分楽しめる内容になっています。

通常シナリオの大谷吉継の声とか顔グラは変化するのに声は変わらないとか、指摘できることはたくさんありますが、大筋ではゲームとして楽しめます。

なので、個人的にはPKに期待を抱いたのが正直なところ。

どうやら、顔グラやシナリオの追加など、いろいろ楽しめそうな情報が公開されています。

個人的には北条征伐あたりのシナリオ(氏直の顔が変わっているなら氏政も変わっているはず)とか、関ヶ原とか、期待をしています。

ということで、さすがにPKで失敗することはないはず。発売日が2019年に延期されましたが、購入予約。

発売を楽しみにしています。

『信長の野望 大志』無印版の最終評価

以上、長くになりましたが、2017年11月30日からアップデートのたびに内容が改善。

今最終verにおいては、個人的な不満点は残るものの、一般的には普通に楽しめるレベルにまで改善されています。

一言で言えば非常にシンプルな『信長の野望』で、領土拡張という大枠で戦国時代の雰囲気を仮想体験したい。

そういう場合、没入感を感じられるゲームになっています。

内政重視で一人でシュミレーションを楽しむ場合はやはり内政の仕組みが不十分というか、兵糧の収穫や災害発生率との兼ね合いで、無意味と言っても差し支えない状況。

ただ、自分は別に内政はそこまでこだわるタイプではなく、むしろ戦いに重きを置いているので、内政は委任でも気にしないように我慢しています。

肝心の決戦ですが、アイディアというか雰囲気は面白く、PKに期待したい内容です。

ただ無印では、最終verにおいても敵チートやバランス調整の雑さによって、ゾンビ兵の問題などのおかしな点があるのが残念です。

決戦して敵部隊を倒したのに即座に復活して増援を送ってくる織田とか北条とか、それは決戦の意味がないだろう、という話です。

PKでは決戦もリアルタイムになり、ガチでプレイヤーを倒しに来るAIになっているみたいなので、個人的にはそこに期待しています。

ということで、大志のPKを買うかどうか検討している方。迷われている方は、一つの意見として、参考になれば幸いです。

まとめ

・『大志』はシンプルな信長の野望。現代の『武将風雲録』的なゲーム。

・幾度のアップデートを経て、普通にプレイできるレベルにはなっている。ただしバランスは相変わらずおかしいところ多数。敵はズルしまくり。

・内容的にはシュミレーションというより、領土拡張して、戦国武将の雰囲気を味わうキャラゲーRPG。シュミレーションと呼ぶには抵抗感があります。

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