歯医者で失敗しないための基礎知識。『非常識な歯医者選び』の読書感想

非常識な歯科医選び ―「早期発見・早期治療」ってホント?

歯の治療はやり直せない。歯医者で失敗しないために知っておきたいこと。

竹尾昌洋著『非常識な歯医者選び―「早期発見・早期治療」ってホント?』の読書感想です。

この本について

今注目される、「歯を削らない」治療を提唱されている歯医者さんの本。

歯医者さんというと、ドリルでガリガリ歯を削る治療が一般的なイメージですが、

「歯を削る従来型の治療は、長期的に見れば、歯を失うリスクを高め、患者にとって最善な選択ではない」

というのが本書の内容。

なぜ歯を削るのが良くないのか、虫歯を予防するためにはどうすればいいか、歯の健康を守るための情報が書かれています。

以下、本書の読書メモです。

歯を削る治療の欠点(P60、71、80)

虫歯治療はドリルで虫歯になった歯を削り、詰め物をするのが一般的。しかし、歯は削れば削るほど、どんどん弱くなっていく。

詰め物をしても、小さなスキマから虫歯菌が侵入してしまうため、一度治療で削った歯は再度虫歯になる確率がアップしてしまい、虫歯が再発する可能性も高くなる

歯を削ることは、歯を失う確率を高くする。

間食が多いと虫歯になりやすくなる(P103)

食べる回数が多いほど、歯の最石炭化が起こりにくくなり、虫歯になりやすくなる。

虫歯を予防するには、甘いモノを食べないことではなく、間食を減らすなど、食べる回数を減らすことが大切。

虫歯予防にはフッ素(P106)

虫歯を予防するために有効なのはフッ素。

歯磨き粉にフッ素入りのモノが入っているが、フッ素入りの水でうがいしたり、歯医者さんでフッ素を歯に塗ってもらうことのも効果的。

虫歯になっても削らない治療について(P130)

「虫歯を発見したらまず削る」という治療は、長期的な視点でみると、歯を失う危険につながり、リスクが高い。

新しい選択肢として、歯を削らない方法もある

今の治療では、歯を削らず、虫歯の進行を止めたり、レーザーによる治療など、新しい方法が開発されている。

ただし、そのような治療は、自費診療になるため、お金がかかる。

感想など

「歯医者を選ぶには患者も歯科治療の知識が必要だな」

と実感する本。

削らない治療なんてあるのかとこの本で知りましたが、歯医者さんで麻酔されて、歯をガンガン削られるのはイヤな時間です。

そうならないため、普段から虫歯にならないように注意するのが一番なのかもしれませんが、歯医者さんにお世話になることを考えると、良い歯医者さんを選びたいもの。

削られた歯は二度と元の状態には戻りません。

自分の歯を安心して任せられる、この本で、歯科治療の知識を勉強して、歯医者さん選びの参考にしたいと思います。

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