これぞ男の断捨離生活。漫画家 中崎タツヤ著『もたない男』の感想

もたない男

『じみへん』で有名な漫画家、中崎タツヤさんの断捨離生活(?)を書いた本、『もたない男』を読んだ感想です。

じみへんとは

1989年からビックコミックスピリッツに連載されている漫画。一般市民の地味で哀愁を誘う話が特徴の漫画。

内容ですが、中崎さんの「物を持たない哲学」が語られている一冊で、この本では、『じみへん』が書かれている仕事部屋の写真があるのですが、これがまたすごい。

『じみへん』の仕事部屋はマンションの一室。そこにはほとんど物がありません。写真を見ると、まるで、誰も住んでいない空き室のマンションのよう。

本を読んで、その理由に納得。

・必要なものだけ持つ。

・捨てられるものはどんどん捨てる。

・ただ欲しい物はどんどん買う。そして捨てる。

それだけ徹底していれば、部屋に物がないのも納得です。

ただ、何でもかんでも物を捨ててしまうのではなく、自分にとって何が必要なのか、取捨選択をして、物を捨てているそう。

中崎さんは漫画を書くとき、以前はパソコン(2台)を使っていたそうですが、「パソコンを何台も持っているストレス」と、「パソコンがダメになるかもしれない不安とストレス」を考えて、パソコンは捨ててしまったそう。(P30)

みんなが持っているから、便利だから、という基準ではなく、「自分的にいいの?悪いの?」という視点で物を捨てているように感じました。まさしく、実践的な断捨離です。

確かに、注意しないと、物は限りなく増えていき、部屋のスペースを圧迫。物だらけの部屋は空気が悪いですし、仕事部屋としてはイマイチ。

物が整理され、清潔な部屋というのは、澄んだ良い雰囲気になりますし、そういう部屋なら、集中して仕事ができるのかもしれません。

「物が捨てられない・・・」と悩んだとき、この本で物を捨てられるきっかけができるかも。

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