『定年まで待つな!』の読書感想。確かに自分を自分で見切ることは大切だ

人生50年から人生80年。

今後、人生のキャリアが長くなるにつれて考えるべきことが、自分自身の将来性。

「私はこんなことができます!未来はバラ色です!」と希望を持つことは大切かもしれませんが、良い意味で「自分の人生はこういうものだ」という見切りもまた大切。

その上で人生後悔せず幸せに生きていく考え方を説いている本がこちら。成毛眞著『定年まで待つな! 一生稼げる逆転のキャリア戦略』(PHPビジネス新書)です。

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『定年まで待つな!』について

本書は会社人生で自分を浪費させるのではなく、良い意味で肩の荷が下りた自分らしい生き方をするための方法を説いている本。

主に自分の将来を考え出すミドルエイジの読者を対象、「もっと肩の力を抜こう。会社だけが人生ではないぞ」ということを語りかけている本です。

具体的には、自分の会社でのキャリアはある程度で見切ること。

そして、仕事一本ではなく、趣味などの生きがいを見つけて、人生そのものを充実させていくことの大切さが説かれています。

生き残りの道を自分で見つける

考え方として面白いのは、あえて自分から「都落ち」を選択すること(P48~)。

学び直しとか、スキルアップとか、そんなことには時間を使わず、地方で食っていける可能性がある仕事を見つけてそこに飛び込む。

『定年まで待つな!』ではその具体的なアイディが述べられていますが、本当に実践するかどうかは別として、本質は「自分の人生のレールを自分で敷け!」ということ。

すなわち、「自分の飯のタネは自分で見つけなさい!」という話です。

裸一貫やり直せる度量を持つ

人生一つ一つ、自分の誇りと実績を積み上げていくのが一つの生き方なら、積み上げてきたものをあえてぶち壊し、すべての地位を投げ出してでも、自分らしく生きていく道もあります。

「偉そうなおっさん」になってしまうことは結局のところ自分で自分の首をしめるマイナス。

しかし大人になって年を重ねて実績が出てきてくると、それが本当に難しいのだなぁ・・・。

でも本書を読むと、いつでもどこでも頭を下げて人に教えを請える人であることは本当に大切だと実感。

知らず知らず築き上げてきた価値観によって、自分の未来を縛っていないか。『定年まで待つな!』を読んで気になったのはまさにそこです。

最後に

思ってみれば、これから全ての仕事がダメになったところで、新しい仕事を見つけてやり直せばそれでいいだけの話。

頭を下げても何をしてでも、素直に新しい環境に飛び込んでいけば新しい道が開けていきます。

これから日本ではあまり良いニュースがなそうですが、だからこそ自分の道はいつでも自分で見つけることができる。

そのために柔軟性が必要不可欠。

「もう自分は○歳だから」「自分は○しかできないから」

そんなことを言っていないで、いつでもゼロから自由に再スタートできる。

そんな自由な発想を持つことが、これからの時代、生き残れる人の特徴なのかもしれません。

本はこちら

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