『「高く」売れ!「長く」売れ!「共感」で売れ!』の読書感想 – もっと物が売れる3つのポイント

「高く」売れ! 「長く」売れ! 「共感」で売れ!

キーワードは個性化と関係性。

藤村正宏著『「高く」売れ!「長く」売れ!「共感」で売れ!』(実業之日本社)の読書感想です。

この本について

ものがあまりの時代、どうやったら商品が売れるのかを説くビジネス書。

売り込んでも商品が売れない時代に大切なのは、顧客化シナリオを描き、お客さんとの関係性を作り、「一生のお客さん」にすること。

そのためにはどうするか?詳細をこの本で。

以下、本書の読書メモです。

売り込みはNG(P14)

今の時代、売り込みはとてつもなく嫌われる。時間をかけてお客さんとの間に共感を作り出すことができなければ、物が売れない時代になった。

そこで、次の段階ごと、時間をかけてお客さんとの間に共感を絆にした信頼関係を構築していく

1・個を出して情報を発信する

情報を発信(お客さんが興味を持つ可能性が高い情報)して人を集める。

お客さんの悩みや問題を解決する方法、自分がプロとして発信できる情報などを、ホームページ、ブログ、、SNSを使い発信していく。

2・共感、信頼、好きになってもらう仕組みを作る

情報を発信するだけでなく、お客さんと交流する。

3・購入、契約の行動を促す

お客さんと交流ができ、信頼関係が築けたら、お客さんにアクションを起こしてもらう工夫をしていく。

4・顧客化、コミュニティ化をはかる

購入してくれたお客さんと関係性を作る。SNS、メールマガジン等で関係を保ち続ける。リピート購入してくれるお客さんを大切にする。

おなじみさん>新規顧客(P29)

既存のお客さんを大切にせず、新規顧客ばかり求めると、既存客の流出が起こる。すると、売上が上がっても利益が少なくなってしまう。

新規顧客の獲得も大切だが、今いるお客さんをしっかり大切にしていくこと。

商品のコモディティ化について(P57)

今、世の中にはものが溢れている。どんな商品も、いろんなメーカーが同じような商品を売っていて、商品のコモディティ化が起こっている。

これからの時代は、独自の価値がない商品でなければ売れなくなっていく。そのために、自社の商品が何らかのブランド価値を生み出すことが大切。

お客さんにブランド価値を感じてもらえば、多少高くても、商品は売れる

対象顧客を明確化する(P82)

人にもお店にも商品にも、特徴、エピソード、個性、いろんな要素がある。

それらをどのようにピックアップして伝えていくか、それによって、お客さんの印象が変わってくる。

ターゲットとするお客さんを明確化すれば、どんな言葉で、どんな切り口で商品を伝えていけばいいのかが分かる。

自己中ビジネスは失敗する(P98)

商品販売でも宣伝でも、「オレオレオレ」の自分視点では上手くいかない。

今の時代、お客さんとの関係性がなければものが売れない。いきなり買ってもらうことを意識するよりも、見込み客となりそうなお客さんと、関係性を作ることを優先する。

そうすれば、関係性ができたとき、ものを買ってもらえる。

ブログは1000記事を目指す(P121)

商品紹介のためにブログを書く。ただし、ブログを書くなら1000記事くらいは書く。それくらいから効果が出てくる。

計画は思い通りにいかない(P231)

計画を立てても、それが思い通りに上手くいくことは少ない。たいていは失敗してしまう。でもそれを気にせず、計画を修正し、試行錯誤していけばいい。

やってみてダメなら違う方法で。やり方を変えて、前へ進んでいく。

感想など

「人は人を選ぶ、ものを売る力は人間関係なんだな」と思った本。

まぁ確かに、今の時代、服でも靴でもサプリメントでも、どこへ行っても商品が溢れていて、いろんな会社が商品を出しています。

そのなかで、「お気に入り」のところの商品だったら、多少他よりも高くても買ってしまいますし、そこばかり愛用してしまいます。

飲食店でも、通いやすい、何度も通ってしまうところとか、ありますしね。

「お金を落としてしまうところと、そうでないところ、その違いは一体何なのか?」と自分で考えてこの本を読んでみると、「そうか、関係性か」と納得。

お金を使ってしまうところって、店員さんが商品に詳しくてタメになることを教えてもらえたり、予想以上のサービスを提供してくれたり、商品+アルファの何かがあります。

そういうことを考えると、商品を売るということは、ただ単に商品を売ろうとするのでは不十分なのは確かかもしれません。

商品+何か、それはこの本に書かれている関係性や、ブランド価値なのかもしれませんが、そこを自分なりに考えて仕事にいかしていく。

そういう工夫をすることが、これからの時代、生き抜いていくために大切なことなんだなぁと思いました。

本はこちら