リアム・ギャラガーのソロアルバム『AS YOU WERE』の感想

アズ・ユー・ワー

2017年10月6日、リアムの待望のソロアルバム『AS YOU WERE』が発売。

事前にYouTubeで「For What It’s Worth」や「Chinatown」を聴いて期待していたので、このアルバムにはどんなワクワクする曲が収録されているのか、とても楽しみにしていました。

ということで、6日発売日はアマゾンでは注文せずCDショップに直接足を運びアルバムを購入。じっくり最初から最後まで、10回ほど聴いてみました。

収録曲の感想はこのような感じです(一部割愛)。

Wall Of Glass

ブイブイいかせるノリノリのロック曲。開幕一発、テンションが上がります。

Bold

雰囲気がガラリと変り哀愁漂うサッド・ソングに。ベースの動き&ノリが抜群。

Greedy Soul

疾走感溢れるハイテンションロック。「昔のロックってこういう感じだったな」となつかしくなる曲です。

Paper Crown

リアム・ギャラガーのイメージがくつがえる曲。「You went too far.」と歌うところは、何とも言えない温かみと人間性が感じられます。

For What It’s Worth

「やっぱりコレだよコレ」というド定番の曲。

こちらはYouTubeで公開されているVerとは違い、ストリングスの音がカット(抑えられている?)されています。

よりメロディーの力強さが実感できるVerになっています。

ボーナス・トラックにYouTubeで公開されているのと同じVerが収録されています。

When I’m In Need

ビートルズを思い起こさせるようなノスタルジックソング。

バックで歌を支えるコーラスが印象的で、「Paper Crown」と同じく、音も優しく温かみがあります。

後半にかけての盛り上がりは素晴らしい!

You Better Run

グイグイ攻めていくロック曲。60年代ロックの力強さと無骨さを味わえます。

Chinatown

これは個人的に好き。

スザンヌ・ヴェガの『孤独』に収録されている「カリプソ」のような、独特の情緒感があります。

この曲を聴くと、ぱっと歌のイメージが風景として浮かぶ。そんな不思議な曲です。

Come Back To Me

なつかしのロックソング風の曲。この曲を聴いたらなジミヘンを思い出したのはなぜなのか。

Universal Gleam

ジョン・レノンの「Real Love」と同じ雰囲気を感じる歌。個人的にはリアムVerの「Jealous Guy」というイメージ(歌の雰囲気が)。

I’ve All I Need

どこまでもリアムのボーカルが穏やかな歌。Oasis時代から随分いろいろ変わったんだな、と感じる曲です。

All My People / All Mankind

ジョン・レノンの「Working Class Hero」を思い起こさせるイントロが印象的なか悲しげな曲。こういう方向性の曲は個人的にかなり好き。

I Never Wanna Be Like You

歌詞を読むといろいろ邪推してしまう曲。でもリアムの曲ってシンプルで素朴でいい。それを実感できる曲です。

感想など

全般的な感想としては、古典的&シンプルなロックが楽しめるアルバム。

基本は歌にギター、ベース、ドラム。それにピアノやストリングスなど、シンプルな構成の曲が多く、ミキシングも左と右、音が別れています。

それで個人的には、リアム・ギャラガーというシンガーのイメージが覆ったアルバムでした。

オアシス時代とは随分変わったな、というのが正直な感想で、「I’ve All I Need」や「I Never Wanna Be Like You」とか、初めて聴いたときはかなり驚きました。

歌の作風といい、結局は「Little James」の方向がある意味リアムらしいのか、と個人的に感じています。

ということで、個人的にはとても満足。「For What It’s Worth」とか何度聴いてもテンションが上がります。

良い歌というのは時代には関係なくて、結局は歌に込められた魂が重要。そこに時代も何もありません。

それを実感できる、シンプルで良い歌がつまっている。そんなアルバムです。

CDはこちら