かつて、Xboxにて物入りの大宣伝で登場したものの、販売数及び評価がふるわなかった不運のゲーム、『ラストレムナント』。
その後、Xbox版の欠点や問題点が改善された完全版がPCで登場、「これぞゲーム!」という、最高の時間を味あわせてくれました。
それがPS4にてリマスター化、発売されるという情報を入手。今か今かと発売を心待ちにしていました。
PSストアからダウンロード販売できるということで、早速購入、プレイ。
はじめに
このゲームにシナリオはありますが、それは正直どうでもいい話です。
『ラストレムナント』の面白さはCGの美しさとか、ストーリーの壮大さとか、そういうところにあるのではなく、独自のキャラ成長システムにあると感じています。
それは、ゲームシステムを理解することが前提であり、ここに、『ラストレムナント』が発売当時、一般受けしなかった決定的理由があるように思います。
それは後々語るにして、今はただゲームをプレイ。一周目はまず、クリアして当時の感覚を取り戻したいところ。
これはマジで、我が人生で相当レベルやりこんだ、数少ないゲームです。
正直、かなり癖が強いゲームなので、「このゲームは絶対におすすめできます!」とは、口が裂けても言えないのが残念。
しかしハマる人にとっては本当に神ゲー。
よくぞ、こんな素晴らしい作品を世に送り出してくれたものだと、製作者の方々に感謝したくなります。
プレイ開始!
ということで、前置きはこれくらいにして、ゲームスタート。
正直、所見プレイのときは「彼は絶対に裏切るキャラだろう」と想像してましたよ。
早速チュートリアルの先頭。
このゲームのバトルは軍団RPG。メンバーが集まりユニオンというグループを組み、HP、APを共有。バトルをします。
この独特のバトルが『ラストレムナント』の魅力です。
必殺のゲイボルグ発動。相変わらず、これはどう見ても・・・。
ということでアスラムへ。
このネコ面の男、トルガルは絶対使う強キャラ。今回もホークブーメラン無双させます。
街へ来たら絶対に忘れてはいけないのがアイテムのコンポーネント。武器なんか買わなくてもいいので、まずコンポーネントの購入を絶対優先です。
イベントを順調に進め、魔法も習得。バグズも最後まで使えるおすすめキャラです。
それにしても、この人型ボスがターミネイトされるときの倒れ方はほんと笑えます。
こちらはラッシュの妹でありキーキャラクターのイリーナ。どう見ても、ハリウッドの某女優。
傭兵が解禁され、自由にユニオンが組めるようになったところで、真っ先に仲間にしたい男がこちら。
伝説のボルソンさんで、その強さはヤバすぎるほど。
それでイベント戦闘をこなしてサクッと仲間にしようと思ったのですが、「ラッシュ一人でもクリアできるだろ」となめていたら、ボスのみならずお供の雑魚にワンターンキルされること3回。
『ラストレムナント』がそういうゲームだったのを改めて思い出し、再度傭兵を雇いユニオンを強化。
見事ボルソンのイベントを完了し、パーティーイン。彼には優先的に、クレクレを許可します。
ということで、ボルソンも仲間になり、序盤の難関ボスに挑戦。
2週目以降に挑戦できる乱殺モードでは、ここが鬼門。普通に戦っても、普通に全滅する可能性があるボス。
『ダークソウル』なら鐘のガーゴイル、ブラッドボーンなら『ガスコイン神父』という立ち位置のボスです。
狩場でパラメータを強化
とはいえ、Xbox、PC版とやりこんできたので攻略法は熟知。無事クリアして、いよいよアスラムの将軍たちが正式加入。
今までは敵はガンスルーしてきましたが、そろそろキャラの強化を開始。
『ラストレムナント』ではBR(バトルランク)という独自システムあり。経験値をいくらもらったから強くなる、というゲームではありません。
詳しい仕組みはクリア後のレビューで語りますが、とりあえずは、テキトーに敵に喧嘩を売って倒していくのはNG。
今のBRに応じた適切な敵を、適切な方法で倒していく。それによってムダなくキャラを成長させていくことができます。
テキトーに敵と戦っていると、おそらく中盤の難関である某ボスで、文字通り「詰む」可能性があります。
序盤のおすすめ狩場はここ。
レムナント活動家を倒した場所に再度訪れると、虫がうろうろしているので、こいつらを倒していきます。
適切にバトルをこなしていくと、ランダムでキャラが成長していきます。この仕組が理解できると、『ラストレムナント』の面白さにハマります。
ゲームの仕組みを理解してキャラを育てるのとテキトーに育てるのとでは、同じBRでもキャラの強さが大きく変わります。
当然、ゲームの難易度も変わります。
最後に
ということで、まだまだ序盤ですが、久々『ラストレムナント』をプレイして、改めてこのゲームは最高に素晴らしいことを実感。
「あの頃のスクエニは」というのはNGかもしれませんが、やっぱり昔のゲームは、まさにゲームしてる感満載。
やりこむ価値があるゲームです。先へ進めたくて仕方ないので、プレイ日記1日目は、ここで終了します。
面白いものはいつでも面白い。今思うのは、ただそれだけです。