やっぱり見た目はウソをつかない!?『人は見た目が9割 「超」実践篇』の読書感想

人は見た目が9割 「超」実践篇 (新潮文庫)

外面を見れば内面が分かる!

竹内一郎著『人は見た目が9割 「超」実践篇』(新潮文庫)の読書感想です。

この本について

ベストセラーとなった『人は見た目が9割』の続編(?)。

「超実践」という言葉の通り、この本では、「人は見た目で判断される」という前提に、見た目で損しないための様々なヒントが満載。外見で損しないために知っておきたい考え方を学ぶことができます。

以下、本書の読書メモです。

判断されるのは言葉より表情(P11)

近頃はビジュアル重視、印象重視の世の中へ進んでいる。

見た目はもちろんのこと、言葉ではなく、話すときの表情、身振り手振りなど、見た目の印象で即決判断される非言語コミュニケーション社会が進んでいる

無意識のうちに人に悪印象を与えていたら損。

だからこそ、自分の見た目、振る舞いの印象を自覚し、それが人にどんな印象を与えているか、意識することが大切。

人間関係は「パッと見」の印象から(P14)

友人関係にしても恋愛にしても、人間関係は案外、「パッと見」の印象で始まることが少なくない。

その人の内面までじっくり見た上で付き合うような関係は案外少なく、最初は出会って0.5秒の印象、見た目で付き合うかそうでないか、判断されてしまう。

好悪の感情はココでチェック(P17)

顔をよく見れば人の感情の動きが分かる。

特に、眉と頬、この2つの場所は要注意。眉の動きは「嫌い」の感情、頬の動きは「好き」の感情が出やすい場所。

相手の感情の動きを読んで、上手くコミュニケーションをとる。

世界で一番分からない人は自分(P28)

人は案外自分のことが分からない。

人から指摘されて、新しい自分を見つけることもある。だから、「自分はこういう人間なんだ!」と思い込まず、自分の可能性に柔軟な気持ちを持って、チャンスを追い求める。

何事も簡単に諦めず、したいことを追い求め、あがく。あがけば、何かをつかめる。

一目惚れした相手との結婚は成功率が高い?(P43)

出会ってすぐにビビッと来てしまう一目惚れ。

アメリカの研究によると、この一目惚れで結ばれたカップルは夫婦円満、結婚が上手くいく可能性が高く、実際に離婚率も低い(通常のカップルの離婚率は50%、一目惚れの結婚は10%以下)。

このことから、一目惚れは、人がDNAレベルで「この人とは上手くいく!」と判断するための力なのかもしれない。ビビッと来た人との縁は、大切にすること。

あいさつで人物判断(P82)

あいさつの仕方でその人の常識度が分かる。

誰に対してもあいさつがきちんとできる人はコミュニケーション力が高く付き合いやすいが、あいさつしない人は常識が欠けているところがあるので、付き合いが難しい面がある。

自分の見た目を30年かけて磨く(P102)

20歳から自分の生き方を真剣に考え、生き方が表情、立ち振舞いに現れるよう工夫し、30年先、50歳以降に生き様が見た目に現れる生き方を目指す。

人生で本当に充実させるべきなのは、50歳以降からの30年間。

人生は「終わりよければ全てよし」で、若いうちから勝つこと、早く成功することを目指さない方がいい。

若いうちに成功しても、人生それでめでたしめでだしになるとは限らない。むしろ、早い成功が不幸の原因になることもある。

人生、急ぐべからず焦るべからす。じっくり自分を磨き、自分の人生を追い求めていけばいい。

若いときこそ人の意見を聞く(P154)

若いときに必要なのは、いろんな人の話を虚心坦懐に聞くという姿勢。

「自分はこうだ!」というこだわりを持つことも大切だが、そのこだわりによって自分の殻を狭め、小さい人間にしてしまうことが少なくない。

世の中、いろんな人がいて、いろんな考え方がある。人から指摘されて気がつくことがたくさんある。人の話を聞く姿勢を身につけて、学べることは素直に学ぶ。

感想など

「見た目、外見の影響は大きい」ということが改めて実感できる本。

本書ではビジュアル重視、パッと見の印象で物事が判断される非言語コミュニケーション社会の到来が指摘されているのですが、自分自身の生活を振り返ってみると、確かに「そうだなぁ」と。

世の中忙しいせいか、人の内面をじっくり見たり、ゆっくり物事を考える余裕というか、時間がなくなっているような気がします。

だから、パッと見て「これはやめとこう、やっておこう」というような、印象に頼ってしまうのかもしれません。

でも面白いのは、直感というか印象というか、そういうカンのようなものは、案外正しいことが多いことです。

「こいつはちょっとヤバそうだな・・・」と感じたとき。

「この本は面白そう、何か意味あることが学べるかも」と感じたとき。

そういう印象は、理屈では説明できないものの、実際直感で感じた通り、「正解」だったことが多々あります。

まぁ、人物判断は直感だけだと失敗することも結構あるので、必ずしも「人は見た目が9割」とはいきませんが、パッと見の印象というのは、やはり何かしら判断に影響があるものだと思います。

悪い感じがするもの、いい感じがするものはやっぱり根拠があって、それは説明できなくても、判断の材料にできるものだと思います。

「人は見た目が9割」とはいかなくても、印象はその人の内面を見抜くための材料なのかもしれません。

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