『なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか』の読書感想 – 新しい何かと出会いたい、そんなときは本屋へGo

なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか(祥伝社新書321)

本屋で出会う「想定外」の情報、それが人生を変える。

嶋浩一郎著『なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか』(祥伝社新書)の読書感想です。

この本について

本屋通いのススメ本。

本屋へ通うことはどんなことがあるのか、読書をすることは私達の人生でどんな影響を与えるのか、「もっと本屋さんへ通いたい!」そんな気持ちになる本です。

以下、本書の読書メモです。

はじめに(P3)

仕事で大切なのは、何かを知っている人ではなく、何かを発想できる人。

発想するためには目的を持って情報を調べることも大事だけど、偶然出会う「想定外」の情報が役に立つ。

日常生活のなかでそんな想定外な情報にたくさん出会える場所こそが本屋。良いアイディア、ひらめきを得たいなら、本屋通いがおすすめ。

ネット書店とリアル書店(P15)

探すべき本、買いたい本を探す。そういう場合にネット書店は効率がよく便利だが、ネット書店は想定外の出会いが期待できない。

目的を決めず、漠然と新しい本と出会う。そこにリアル書店の良さがある。何となくぶらついて見つけた本屋さんのなかで、「これだ!」という本と出会う。

ここがリアル書店ならではの良さ。

本屋の歩き方(P22)

本屋を楽しむ5つのポイント。

1・目的を持たない

→本屋へ行くのに目的はいらない。5分でも10分でも、時間があれば本屋へ行く習慣を持つ。

2・自分が持っている本を探す

→自分のお気に入りの本がどこに置かれているかをチェック、そうすれば本屋の個性が分かる。

3・普段いかない分野のコーナーへ行く

→自分が知らない分野は発見の宝庫。普段読まない分野の本を立ち読みする。

4・レジ横をチェックする

→レジ横に置かれている本にこそ、その書店の個性が出る。そこで面白い本が見つかることも多い。

5・迷ったら買う

迷った本は買う。本は出会い。出会いを逃さないために、少しでも気になった本は買う。

無駄こそが必要なもの(P61)

人生、仕事でも何でも、「無駄」と思えるようなことを積み重ねてきた人ほど深みが出る。

目的重視、効率ばかりを追い求めるのではなく、人生無駄と思えるようなことを経験する。それが人間的成長につながっていく。

本の目利き力を高めるためには(P74)

良い本を見分ける、そのためには何度もダメ本をつかむ失敗体験が必要。

たくさん失敗するから、良い本が見分けられるようになる。だから最初から失敗を避けようとしないこと。ともかく量をこなして、失敗を重ねること。

本棚について(P93)

自分の本棚は自分の人生の検索履歴のようなもの。自分の興味や関心がずばりそこにある場所。

感想など

「新しい何かと出会いたいときは本屋へ行く。目的を持たず意図しないで出会う情報にこそ意味がある」

そんなメッセージが印象的な本。

私も本屋さんは週3~4ペースで通っていますが、たしかにただ店内をブラブラしているだけでも、いろんな本が目に飛び込んできて面白いです。

いろんな本に触れることは、無意識のどこかで刺激を受けていて、そこから新しい発想というか、「こんな情報もあるの!?」という新しい何かを受け取っているのかもしれません。

まぁ何にせよ本屋さんはいいですね。本屋さんへ行く。気になる本と出会う。夢中になって読む。そして何かを学ぶ。

この習慣は一生続けたいものです。

本はこちら