人生最期の瞬間、「あぁ、俺の人生は悪くない。これで良かった」と思える生き方をするにはどうすればいいか?
そのヒントとなるのがこちらの本。川嶋朗著『医者が教える人が死ぬときに後悔する34のリスト』です。
内容について
こちらの本は、たくさんの患者さんの最期を看取った川嶋医師が、人が最期に後悔することを34のリストにまとめた本。
多くの人が死の間際に後悔することをまと
・やりたいことができなかった
・ストレスの多い生き方をしてしまった
などの日常のことから、
・自分だけは病気にはならないと思っていた
・病院で薬漬けにされた
・大病になったときにセカンドオピニオンを求めなかった
など医療の後悔、そして「人生の最期を迎える前に、何をしておくべきか」がまとめられています。
どのリストも誰も生きている限り直面する切実な問題ばかり。元気なうち、しっかり考えておきたいと思うことばかりでした。
感想など
『医者が教える人が死ぬときに後悔する34のリスト』を読んで強く思うのは、人生を満足したものにするためには、自分が死ぬことについて考える必要がある、ということです。
今生きている自分。何気なく朝起き、仕事をして、夜寝る。そんな日々の積み重ねが人生。しかし、それはいつ終わるものか分かりません。
突如訪れる人生の終焉を迎えたとき、大切なのは、「そうか、これで俺の人生は終わるのか。まぁ、でもしたいことはしたし、後悔はないな」と心から思えることではないでしょうか。
死ぬ時、「あぁ、したいこともできなかった、嫌なことばかりの人生だった・・・」と思うような人生より、やはり後悔のないように生きたいものです。
ありきたりな表現ですが、人生は1度きり。そして、人生で生きていられる時間は限れています。だからこそ、後悔のないよう、したいことやりたいこと、整理をつけておきたいものです。
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