『折れない心を支える言葉』の読書感想 – 信念があれば、自分を信じて生きていける。

折れない心を支える言葉

長く勝つ男には信念がある。

工藤公康著『折れない心を支える言葉』(幻冬舎文庫)の読書感想です。

この本について

30年もの間現役を続けた野球の工藤選手の名言集。

長い選手生活で工藤選手がどんなことを意識していたこと、野球選手として信念など、工藤選手の人生観、熱い言葉に励まされる内容になっています。

以下、本書の読書メモです。

大切なことは自分で決める(P21)

人生で大切な決断は、自分で考え抜き、自分で答えを出す。自分で決めるからこそ、その決断に責任が持てるし、覚悟ができる。

怖がるな、勇気を出せ(P28)

困難に立ち向かうのを恐れてはいけない。困難に立ち向かうからこそ勇気が生まれる。そうすれば、自然と未来が開けてくる。

「無理だ」と思ったその時点で、可能性は閉じられてしまう。

変化を受け止める(P40)

人は変わる。

容姿、体力、衰え、変わっていく。まずはその事実を受け止め、変わっていく自分を、真正面から受け止める。

20代30代40代、人の体は別物になる。変わっていくことを前提に、その時々の、最善を尽くす。できることをしていく。

人の評価を受け入れる(P97)

「今のお前は○○だ」という他人の評価には耳を傾ける。

過去にどんな栄光があろうと、過去は過去。今は今。人の批判は、今の自分を知る鏡になる。批判を受け止め、すべきことをやればいい。

食べ方を工夫する(P120)

食事の重要性について。人は食べ方次第で、食事が毒にも薬にもなる。

体調に応じて何を食べるか食べないかを判断し、食べるタイミング、バランスに気を遣う。

悩みや不安があるのはいいこと(P140)

悩みや不安がないのがいいことだと考えられているが、人は悩みや不安があるからこそ変わることができる。新しいことに挑戦できる。

悩みや不安がない人間は成長しない

悩みや不安を見つめ、自分に足りないものを探したり、どうすればいいかを考え、自分で行動を起こす。それによって、成長できる。このとき、悩みや不安は恩恵になる。

自分が試されるとき(P145)

人生、自分が試されるときが突然やってくる。

そのとき調子が悪かろうが何だろうが、自分が試されるときにどうするか、そこでが重要。調子など気にせず、最善を尽くすべし。

感想など

本屋でタイトル買いした本。

30年(!)もの長い間、現役を続けた工藤選手が、どんな信念を持って選手生活に取り組んでいたのかが語られている本ですが、ともかく言葉がずっしり響きます。

野球のことには詳しくないのですが、素人目から見ても、野球選手を長く続けるということは、とても大変なことなのではないかと思います。

スポーツの世界は明暗がハッキリ別れる厳しい世界。そのなかで、30年もの間選手として活躍。その活躍の秘密は何なのか、長く選手を続けられた秘密は何なのか、この本を読むと、その理由が分かるかも。

長い選手生活を続けたアスリートだから語れる、強い意志と言葉の重さを感じる本でした。

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