人生で大切なことはすべて経験が教えてくれる。『「孤独」が人を育てる』を読む

「孤独」が人を育てる 小池一夫 名言集 (講談社+α新書)

自分の人生を肯定して素晴らしい人生を実現する。そのために必要不可欠なのが孤独力。

人は独りのときこそ、本質的に自分と向き合い、自分にとって最高の道を考えることができます。

独りの時間に価値を置き、自分の人生に生かしていく。そんなときに読みたい本がこちら、小池一夫著『「孤独」が人を育てる 小池一夫 名言集』(講談社+α新書)です。

この本について

こちらは、生きていくそのものについて示唆に富んだ名言が収録されている本。

自分の人生を真剣に考えて、そして今よりよりよく生きていく。そんな熱い気持ち、人生への向上心をますます刺激する言葉が満載。

今よりもっとマシになりたい。もっと良い思いがしたい。何より、この人生を無駄にしたくない。

そんな方には特に、覚えておく価値がある言葉が見つかる内容になっています。

以下、本書の読書メモです。

まだ明日はある(P16)

今日がどんな最悪な日だろうと、まだ明日がある。そして明日、何もかもが変わる可能性もある。

大切なのはいつも「今」(P20)

将来の不安にとらわれないために大切なのは「今」に集中すること。なぜなら人は「今」しか生きられないから。

「今」することが未来となり、将来の自分になる。

だから過去に何があったか。そんなことにとらわれるより、「今」これからどうするか。それだけに集中すること。

苦労はすべて価値がある(P34)

人生で経験したすべてのことに意味がある。苦しい苦労でさえ、それが自分の血肉となり、命となっていく。

自分から苦労をする必要はないが、もし人生で苦労することになったならそれはいつか必ず、自分のためになる。

そう信じて苦労につぶされないように頑張る。

自分を嫌ってくる人はどうでもいい(P56)

世の中には必ず、自分を嫌ってくる人が現れる。しかし彼らは彼らの都合で自分を嫌ってくる。ここに、自分の責任はない。

無理に彼らに迎合する必要はないし、放置しても問題ない。

彼らはわざわざ人を嫌うしかない人で、そして彼らは自分に自信がない。だからわざわざ、人を嫌って「かまってほしい」と絡んでくる。

そんな人たちだから。

どうにもならない人への対策(P59)

世の中には、関わってはいけない人がいる。そういう人たちが近づいてきたら、ともかく逃げの一手で大丈夫。

関わるとろくなことことがないし、自分の努力で彼らを変えることはできない。関わらないのが最善の策。

恋人の条件(P63)

恋人は容姿がいいとかそういう「条件」で決めるのではなく、一緒に居て居心地がいいか。その人のために何かしてあげたいと思うか。

そういうことで決めた方がいい。

外的な条件は時間とともに変わっていき、失われていくものも多いが、人間的相性は決して変わることはないから。

会話泥棒と論破マン(P73)

世の中では、会話をする価値がない人たちがいる。それが、会話泥棒と論破マン。

会話泥棒とは、何でもかんでも自分の話に持っていってしまう人で、一方論破マンは、人を論破して病的に自分が正しいと認めさせたい人。

両者ともに自己承認欲求の塊のような人。結局は自己中マンなので、彼らと会話をしていても楽しくないし、得られるものはなにもない。

彼らの自己承認欲求に付き合っても時間の無駄なので、必要な距離を置くのが良い。

人生はマイペースが最強(P105)

人はそれぞれ、自分のペースがある。

人より早く成功する必要なんてないし、自分が歩めるペースで進んでいけばそれでいい。自分の人生を人と比べる必要もない。

ただ、マイペースに進んでいくこと。

顔と性格(P121)

顔の美醜は生まれつきのものだが、人の顔は年齢とともに、性格や生き様が顔に出てくる。

この意味で、「顔を見ればその人が分かる」という話は事実。いい人はいい顔をしているし、悪い人は悪い顔をしている。

だから自分の人相を鑑みて自分の生き方に責任を持つこと。

感想など

心に刻んでおきたい実用的な処世訓が満載の本。

ある1つの考え方を知る。それを自分の人生で取り入れて実践していく。その結果人生で結果が出て、前より良い自分になることができる。

ここに読書の素晴らしさと実用性があって、だからこそたった1つの考え方であっても、それが心に響く何かがあったとしたら。

そこには値千金。とてつもなく大きな価値があります。

この意味で、本書が提示している価値観。考え方は非常に意味があり、実践的で覚えておく意味がある言葉が満載です。

本書の言葉を思い出し、普段の人生で生かしてみる。こうすることで、より人生が素晴らしく、前よりも良くなっていく。

だから読者は役に立つ。そのことが実感できる、何度も繰り返して読みたい本です。

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