『お金持ちになる習慣』の読書感想 – お金と生活習慣のこんな関係

お金持ちになる習慣  「生きたお金の使い方」が身につく本

お金持ちになる人のこんな生活習慣。

加谷珪一著『お金持ちになる習慣』(清流出版)の読書感想です。

この本について

お金持ちになる人がどんな生活習慣、考え方を持っているのか、そのことについて分かりやすく書かれている本。

この本を読むことで、お金に縁がある人が、どんな生活習慣を持っているのかを知り、参考にすることができます。

以下、本書の読書メモです。

お金持ちになる2つの方法(P21)

これ以外に方法はなし?お金持ちになるための2つの方法。

1・大きく稼ぐ。

2・節約して貯める。

無駄遣いしないで節約の効果を最大化する方法(P27)

節約の効果を最大化するためには、「必要な物を出来るだけ安く、必要な分だけ買う」ことが必要。

安いものが手に入っても、必要でないものや、必要とする量をこえていれば、結果的に無駄遣いになってしまう。

お金管理の原則(P30)

お金を管理する上で大切なのは、お金の出入りがどんな状態になっているのか、全体像を把握すること。

あまり細々としては、かえって逆効果。お金の出入りの大筋の流れを押さえておくことが大切。

お金持ちはモノを借りない(P39)

お金持ちの習慣が身についている人は、人からモノを借りず、必要なモノは自分でお金を払って手に入れる。

対価を払わず人からモノを借りることは、その人の貴重なモノをタダで奪っていること。お金持ちは、必要なモノにはお金を払う。

お金持ちが「ありがとう」を言う理由(P48)

お金持ちは人の気持ちに敏感。自分の言動が他人にどのような影響を与えているのか、その影響力を理解している。

世の中、きちんとお礼が言える人は少ない。感謝の言葉を口にすれば、きちんと相手の心に響く。

だからこそ、お金持ちは、自分のメリットを考えて、人に世話になったとき、何かしてもらったとき、きちんと「ありがとう」と言う。

やっぱり人は見た目で判断される(P55)

人は想像以上に外見から影響を受けている。

最初の印象が悪いと、その後のコミュニケーションで悪印象を挽回していくのは大きな困難を伴う。だからこそ、最低限、悪印象を持たれないよう、外見を良くすることが必要。

お金持ちは合理的に判断する(P61)

お金持ちは、取引先が不誠実な相手だった場合、損を取り返そうとせず、スパっと損切りをする。

何が得で損になるのかをクールに見極め、合理的に決断を下す。仕事で関わる人とは、媚びず、威張らず、あっさりと付き合うことが一番良い。

お金持ちになるために大切なコミュニケーション力(P63)

異性と上手く付き合える人は成功しやすい人。

異性とのコミュニケーションが上手い=自分と異なる相手とのコミュニケーションが上手い。世代が異なる人、国籍が違う人ともコミュニケーションがとれる。

コミュニケーション力はビジネスでとても大切なスキル。それは大きな武器となる。

買い物で迷う理由(P73)

お金持ちは基本迷うわない。自分に必要なもの、不要なものをしっかり理解している。

買い物で迷うということは、自分の価値判断基準があいまいであるということ。自分なりのお金を使う基準を持つべし。

まずやってみる(P79)

行動なくして成功なし、何事も気になることがあれば、まずやってみる姿勢が大切。行動を起こしていく、その積み重ねがお金を引き寄せる。

お金のあるなしは関係ない。お金がないならないで、ない状態でできることをしていけばOK。大切なのは、今できることに対して行動を起こすこと。やってみること。

家を買うこと、借りること(P99)

家を買うか、賃貸を借りるか、この問題は経済的行為としては別物で、単純に長所短所を比較する意味がない。

家を買うということは投資行為であり、家を買った金額以上の収益をあげることができれば、それは成功。

また、家を買うことで、安心感や満足感という効果を得ている。ローンの金利を払っても、それらの効果に満足できれば、立派な経費になる。

無用な貯金はしない(P107)

将来に備えるなど、目的のない貯金はしない。結局、お金がいくらあろうと将来や生活の不安は消えないし、数百万程度の貯金ではすぐに行き詰まる。

リストラなどの人生のピンチがあったとき、本当の意味でセーフティネットとなるのは、家族や友人、転職や独立などにつながる人脈。そして、環境に対して変化していける自分自身。

無意味に貯金をするなら、人間関係にお金を遣ったり、自分のスキルを高めるための自己投資に遣った方が、生き金となる。

お金持ち本の種類(P125)

お金持ち本にはいくつかパターンがある。お金持ち本で特に多いのは次の3つ。

1・成功者が実績を語るもの。

→成功者はアクが強い人が多く、成功した理由は人それぞれなので、本によって書いてあることが全然違う。

2・お金儲けの一般論を解説したもの。

→お金持ちになるための一般的な考え方が書かれている。どれも内容が似通ってくるのはそのため。

3・読者のやる気を引き出すもの。

→自己啓発的なもの。使い道によっては効果あり?

自分の感情を知る(P147)

お金との付き合い方が上手い人は、自分の感情に敏感。

大切なのは、感情をコントロールしようとするのではなく、今、自分がどんな感情の状態にあるのかを客観的に知ること。

自分の感情を正確に把握することで、感情が原因となるトラブルを抑制できる。

誰と会うか、それが重要(P151)

誰と会ってどんな時間を過ごすのか、それはお金に直結した重要な問題。なぜこの人と会うのか、会わないのか、人付き合いを意識的に考えることが大切。

パートナーをお金で選ぶと失敗する理由(P167)

結婚で大切なパートナー選び。そこでしてはいけないことが、「今」お金があるかないかという基準で相手を選ぶこと。

お金で相手を選ぶことで、精神的な満足度を得られないばかりか、経済的にも上手くいかない可能性が高い。

今お金があっても、その状態が未来永劫続く保証はない。経済力より大切なのは、一緒にいて価値観を共有できるか、精神的な満足感があるかどうか。

価値観が共有できる相手は、お金のことも上手くやっていける。一緒にいても満足感があるので、幸せに暮らしていける。そこが大切。

便利な場所に暮らすという選択(P187)

家探しでは、家賃の安い、不便だけどゆったりとした郊外で暮らすという選択のほか、家賃は高いが生活に便利な場所で暮らすという選択も大切。

便利な場所には人の流れがあり、そこでいろんなチャンスと出会える。世の中の流れにも敏感になることができる。

多少の家賃を払ってでも、便利な場所を借りる価値はある。

お金との付き合い方は生き方の問題(P189)

どうやってお金と付き合うか=どういう人生を送ろうとしているか

生き方にはいろんな価値観があるが、多くの人にとって重要なのは、どんな仕事をして、どうやってお金を稼ぐか。

だからこそ、お金を考えることは、人生全般、生き方の問題につながってくる。

感想など

たかがお金、されどお金。

人生、生きてくためにお金というものが必要で、それをどう手に入れるか、どうやって稼ぐかは、まさしく本書に書かれている通り、生き方の問題に。

お金を得るにも貯めるにも使うにも、そこには人の人間性、価値観が出てきます。

そこで、お金のことを考え、人生自体を実りあるものにするためにどうすればいいのか、自分なりのマネー感を持っていくことが大切だと思います。

今日使うお金が明日の自分の未来を決める。良いお金との付き合い方をしたいものです。

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