『年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち』の読書感想 – 結局、いくら稼ぐかよりどう使うか

年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち

稼いでもここが間違っていれば貧乏なまま?

伊藤邦生著『年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち』(中経出版)の読書感想です。

この本について

元証券会社勤務、現在はで富を形成しているという著者によるマネー本。

不安定な経済状態の中、一番心配なのがお金の話。

この本では、お金持ちになるための話や投資で失敗しないための情報選別リテラシーなど、お金力アップの知識を勉強できる内容になっています。

以下、本書の読書メモです。

お金持ちになる方法(P13)

お金持ちになるためのステップ。

1・働いてお金を稼ぐ。投資のためのタネ銭を作る。

2・タネ銭を投資する。お金にお金を産ませる。

本当の金持ちは質素(P26)

金持ちというと豪華で豪勢な暮らしをしているイメージがあるが、それはごく例外。多くの資産保持者は、案外質素な暮らしをしている。

年収が高くてもガンガンお金を使う人は、金遣いが派手なので裕福に見えるが、稼いだ分使うので、貯金や資産を持っていないことが多い。

複数の収入源を持つことが重要(P45)

1つの収入より2つ3つ。

いろんなところからお金が入ってくる流れを作ることが、今の時代を生き抜くために重要。1つの収入に依存しない

投資や事業で成功する考え方(P64)

成功を目指すなら1つにこだわらない。10くらい取り組んで、そのなかで2つや3つ、上手くいけばいい。

株価とは(77)

株価=会社の価値。会社の価値は利益で決まる。会社の利益が増加すれば、株価も伸びる。

投資信託はやめておけ(P87)

金融商品のなかには、投資家の利益ではなく、販売者の利益を考えて売られているものがある。投資信託もその1つ。

投資信託は投資者を儲けさせるのではなく、証券会社を豊かにするだけの商品。資産運用の上手い資産家は、投資信託は買っていない。

お金を維持する力(P107)

お金は持つものに管理する力を要求する。

お金を管理する能力がないと、いかに莫大な財産があったとしても、あっという間にお金は手元から消えてしまう。

親から莫大な資産を受け継いだ二代目がお金を溶かすのは、お金を管理する能力がないから。

お金を稼ぐことも大事だが、お金を管理する力、守る力がないと、意味がない。だから、金持ちの家に生まれる生まれないは、資産形成の上では全く関係ない。

ローンを組んで家を買うことの意味(P122)

日本人の夢、マイホーム。

30年ローンを組んで買うマイホームだが、ローンを組むことのリスク、危険性は知っておいた方がいい。

ローンを組むということは、今後30年間、確定した支出が発生するということ。そうなると、その支出を払うために、働き続けなくてはいけない。

次に知っておきたいのは、ローンで購入した家の資産価値。

30年間ローンを支払って購入した家は、立地にもよるが、大半は資産価値が激減し、購入時よりも価値が値下がりしてしまう。

ローンで家を買うということは、30年後価値がなくなるもののためにお金を払い続けるということ。

ローン契約をするときは、このことを意識して、決定を下す。

不動産投資で儲けるために(P147)

不動産投資で儲けるためにすべきことは、物件の適正な相場を把握して、相場よりも安くて良い物件があれば買うこと。

これは300万の物件でも3000万の物件でも同じこと。相場よりも安い良い物件を見つけること

証券会社の営業マンからこう言われたら株を買うのはやめる(P186)

証券マンのテンプレセールストークと本音。

例)

「今○○関連の株が上昇しています!今が買いどきです」→「○○関連に投資している投資信託を買いましょう!」

「○○関連の株が上昇している」と言う営業マンの本音は、そろそろ売り時を知らせる時期だからサッサと個人投資家に売りたいといのが本音。

営業マンのセールストークを信じて買うと損をこくのでやめたほうがいい。

感想など

「年収1000万の貧乏人」という文言に釣られて購入。

いわゆるマネー系の本で、「お金はいくら稼いでも使い方、守り方が理解できていない人は貧乏のままですよ」という内容の本でした。

主に資産形成や投資についての内容が多く、個人的には著者の証券会社勤務の経験から書いていると思われる、株や投資信託営業についての本音が勉強になりました。

営業マンの鼻息が荒くなるときは裏がアリ。「投資は慎重に、自分で考えて決断したい」と思った本でした。

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